思いで陽だまり

自分に甘く、他人にはもっと甘く、1960年生まれがゆるっと精神的気休めに書いてます。

蚊取り線香のパイオニア

2021-07-22 20:05:02 | 日記
去年の夏、某ホームセンターで
【金鳥の蚊取り線香が誕生するまで】の展示があって
面白く眺めてましたら
金鳥さんのホームページにそのテーマが漫画で紹介されてました。

企業家の人生に学ぶ4 | KINCHO

和歌山県有田市でみかんを海外に輸出して
そのつながりで除虫菊の種をわけてもらったのが始まりだそうです。
とにかく除虫菊を最初はまっすぐな線香にし、
それから渦巻き型に改良を重ねて
今でも人気の蚊取り線香が完成するまで7年かかったそうです。

要所要所で創業者夫人のアイデアが窮地を救っています。
渦巻き型も彼女のアイデア、線香の乾燥に金網が良いのでは?と
提案したのも彼女のアイデア。素晴らしいなと思います。

また除虫菊が大量に余ってしまっても
生産者を路頭に迷わすわけにいかない、と
大事に買い支えた事が後の会社の富につながるなど、
創業者の心意気に神様が呼応している気がします。

こういう立志伝を見ると世の為人の為に奮闘する人物には
日本の神様は力を貸すのかなと。
ちなみに金鳥という名前はことわざの
【鶏口となるとも牛後となるなかれ】からきており、
常に業界のトップを目指そうという創業者の心意気だそうです。

日本人の英知が詰まった商品であるからこそ
【金鳥の夏 日本の夏】がしっくりくるのかもなぁと思いました。

振り返って今年のオリンピックのドタバタはいったい何なのだろう。
誰か神様にケンカ売ってないですか?

今日も誰か解任されてましたけど、このオリンピックほど
不運な大会も珍しいと思います。
期間中何事も起こりませんように。
つつがなく終わってほしい、それだけです。