晩酌しようよ

【晩酌】って『大人の愉しみ』みたいな、ちょっとワクワクするような響きがあると思いませんか。今晩あたり、一杯どうです?

TIME Scylon購入

2023-06-04 | ヘタレのスポーツ
最近仕事ばっかりでストレスが溜まりまくっていた。
それになりにオフでは発散はしているつもりではいたのだが、休日も出勤になったりして
ヘイトが溜まっていく~~
 
いっぽうで、月日は光のように流れ、体力はどんどん落ちていく・・
個人的な信条なのだが「人間55歳過ぎたら、どんなに頑張っても技術も体力も向上しない」と
思っており、やるなら『いまでしょ!(古い)』とロードバイクを買い替える決断した。
 
せっかく買うなら「絶対に軽量のカーボンフレーム」と決めていた。
というか、アルミだったら今のまま乗り続けていても何の問題もないからね。
 
 
で、カーボンフレームのロードバイクですが、新品だったらCANYON一択(値段的に)。
ただ、最近はCANYONもガンガン値上げしてきて、いまの値段じゃとても手が出ないレベルに
なってきてしまっていた。
しょうがないので中古品をヤフオやメルカリで探す。
Cannondale SupersixEVOあたりがねらい目だったんですが、自分の身長に合う出物がない。
まあまあ・・・と紆余曲折があって、これ。
 
  TIME SCYLON
 
 
選んだ理由はだいたい次のような感じ。
・軽い(だいたい8KG以下で完成する)
・新品価格に対して中古が安い(お得?人気が無い?)
・Di2が付いてた(機械式より調整が簡単そう)
 
 
で、購入させていただいたんですが、まあ、中古ですからいろいろありましたよ。
セッティング(身長股下)が全然違ってたり、傷が気になったり・・・
ということで、自分なりに、自分のものにしていったので記録しておこう。
 
 
●一番気になった深い傷
 この傷をみて、購入を見送ることも考えたんですが、カーボン層には届いていなそうだったこと、
 周りにクラックが入っていないことなどから、「大丈夫、傷は浅いぞ!」と判断。
 
 
透明レジンをどうやって手に入れようか、というよりホムセンで売ってる量じゃ
あまり過ぎてもったいないなぁなんて考えていたんですが
 
ふと、そういや娘が百均の材料で手作りアクセサリをコチョコチョやってたなあ、と思い出し
ちょっと見せてもらったら、これがまんまの透明レジン。
しかも紫外線ライトまで揃ってんじゃん。
これを使わない手はないので、ちょっと拝借。
 
 
マスキングをしっかりやって、盛り付けていきます。
ここはガンプラで培った技術で(笑)
でも思ったより粘度が低くて、穴をしっかり塞いでさらに盛り上げるとなると
結構面倒でした。
これはダイソーのレジンだけど、セリアのレジンの方が粘度が高いのだそうだ(嘘か本当か知らないけど)。
 
 
UV照射でしっかり固まったら、余分なところをヤスリで削ります。
なお、ヤスリは「棒ヤスリ」→「紙ヤスリ」の順で掛けます。
面倒がって紙ヤスリから掛けると、削りたいところが削れる前に周りから削れてしまいます。
必ず棒ヤスリで粗削りをしてから紙ヤスリを掛けましょう。
これもガンプラの教訓ですね。
 
#2000の耐水ペーパーで仕上げたところ。
凹凸はきれいに消すことが出来ました。
 
ただ、塗装面のツヤが無くなっていて、このままだと残念な仕上がりですよね。
まあ、それは後で対応することにして。
 
 
白の塗装が割れてしまっているところをソフト99のタッチペンで補修します。
さすがに白はいろいろ種類があるのですが、個人的にこのモデルの「白」は
トヨタの大衆車の白、例えばカローラの「白」だと思っているので、それっぽい色をチョイス。
ついでにつや出し用のコンパウンドと塗装コーティング剤も購入。
正直なところ、なにがいいのか良く分からないので、たぶん相性がいいだろうと考えて
ソフト99のラインナップで」統一しました。
 
 
今回の塗装割れのところのほか、何カ所か塗装剥がれのところがあったので
タッチペンで補修して、完全に硬化してから#2000の耐水ペーパーでごく軽く水砥ぎしていく。
あんまりゴシゴシすると、せっかく塗った塗装が全部剥がれちゃいますからね。
 
こんな感じに仕上がりました。
 
 
あとはコンパウンドで磨いてツヤを出してやりましょう。
このコンパウンド3本セットは、ものすごく使いやすくて有難かった。
もうちょっと安けりゃ、もっといいのに(笑)
 
 
フレーム全体をひと通り磨こうと思っていたので、面倒なのでチェーンは外してしまいましょう。
・・チェーン外したら、なんとなくクランクも邪魔に感じて来たんで、やっちゃいましょう。
 
 
うひゃ~外したはいいけど、このBBは初めてみる形だなあ。
ホローテック2のはずなんだけど、どうやって外すんだこれ?
後々のメンテが恐ろしいわ・・・。
まあ、今回は見て見ぬ振りしよう。
 
 
コンパウンドでしっかり、ただし力を入れすぎないように磨こう。
磨き方は箱に書いてあるように、一番細かい#9800で磨いて、それでもツヤが出ないようなら
#7500や#3000を使うようにしましょう。
ナントカの一つ覚えでは、粗い→細かいとやりがちですが、もともと塗装面がしっかりできている
ところが大半なので、わざわざ粗いコンパウンドで施工面積を増やす必要はありません。
 
 
コンパウンドをしっかり拭きとったら、汚れと表面油分を除去するために水洗い。
今回のカーシャンプーは・・・「キュキュット」です。
ええ、台所洗剤のアレです。
ま、まあ、脱脂については、定評がありますから(笑)
 
 
しっかり洗って油分が落ちたら、あら不思議。
水滴が玉になってコロコロと・・・
ここで水が弾かれるぐらい塗装面がしっかりフラットになっていないと
コーティングしても意味がないってGoogle先生が言ってた。
 
そしたら、コーティング剤を塗布します。
ガラスコーティングのものが流行りだって聞いてたけど、私が行ったホムセンには
あんまり種類が無くて、しかもどれが良いのかわからんので、ソフト99を。
って、これ、よく読むと「フッ素コーティング」じゃないか!
ガラスコーティング、どこ行ったんだよっ!!
 
 
まあ、でも、ツヤがしっかり出たんで、OKとしましょう。
 
 
 
 
さてさて、これにて終了・・・・・
 
 
としたかったんですが・・・・
 
 
いや、面倒なので、目を逸らしていた部分も多分にあるんですが・・・・
 
 
 
シートポジション。
 
 
どう考えたって、私には『高過ぎ』。
前オーナーさん、180CM弱だって言ってたけど本当かなあ?
サドルもだいぶん後ろについてるし、182CMの私じゃ全然足が届かない。
短足なのか?短足なのか?俺???
 
 
いやまあ、前オーナーは分からないけど、最初のオーナーはたぶん185CMぐらい
だったんじゃないかなと推測。
足が届かないのは、短足のせいじゃないよ、きっと。(@_@;
 
 
 
さてさて、ここでTIME。
TIMEですよ。
 
私のモデルはシートが『トランスリンク』になっていて、普通の自転車のように
シートポストを上げ下げすればポジションが合うっていう作りにはなっていない。
本当の理由はよく分からないけど、軽く、乗り心地を良くするために、
シートチューブやシートポストのパイプが極力薄く作ってあるので、
シートチューブを切断して身長に合わせなければならいのだ。
 →この辺はGoogle先生に聞いてください。自転車好きが答えてくれていると思います
 
 
 
 
この、マニア心をくすぐる・・こだわりのない人には有難迷惑の仕様のため
シートチューブを切断します。
本来であれば、第一級の重大作業であり、ふつうはショップの店員さんに身長股下などを
測ってもらって、計算式でシートチューブ長を算出して慎重に切断すべきところ・・・
 (なにしろ、やり直しが絶対にできない作業なので)
 
あたりをつけて、適当に切り始めました(笑)
まあ、1CM以上は確実に長かったんで、短めに少しずつ刻んでいこう・・ていうイメージです。
とりあえず手元にあった糸鋸で切っていく。
ソーガイドとかケージとか、まっすぐ切るための工具が頭によぎりましたが、
そんなに精度が必要な切断ではなかったので、とりあえず切ること優先で。(いいのか?)
 
 
はい、切れた~
我ながらひどい切り口だ(-.-;
 
 
粗めの金ヤスリで整えてしまえば、問題無~~し!
 
 
試乗してみて、まだちょっと高いような気がするけど、
1回これで実際に40KMぐらい乗ってみて確かめてみよう。
 
個人的には、あと1CMぐらい、ちょっと短かめに切って、
シートポストを伸ばすことで調整したい(これが一番調整が楽だし)ところなんだけど、
『トランスリンクでシートポストを伸ばすのはダサい』っていう意見をうっかり見てしまい、
二の足を踏んでしまっている。(笑)
 
 
切り口はキレイそのものなんだけど、まあ一応、念のためということで
瞬間接着剤を塗布しておこう。
 
 
 
 
 
順序が逆になったんですが、ペダルの交換。
購入車にはタイムのペダルが付いていたんですが、私は歩くのが楽なSPDを愛用しているので
その中でも軽量といわれるPD-ED600を選択。
 
軽量SPDペダル、といわれていましたが、やはり軽量面では定評のあるTIMEのペダルには遠く及ばず、
50g以上の重量化となってしまいました。orz
これでクリートの重量差もありますからね。結構な差です。
 
機会があれば、TIMEのビンディングシューズを使ってみたいものです。
 
 
 
 
 
 
さてさて、今回の一連の作業で目から鱗というか、いまさらというか、の発見なのですが。
カーボンに傷が付いたら嫌だなあということで、作業台を導入したんです。
これがめちゃくちゃ使いやすくて、作業効率が10倍上がりましたね~。
なんで今まで要らないって思ってたんだろう。
 



 
 
いまのところの完成形です。
ホイールはセミディープの軽量のものに変えたいところですね。
 





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