おんにゃのしっと

夕べの『ガイアの夜明』
見るともなしに付け流していた。
テーマは、供給過剰気味のホテル産業を
アイデアで生き残る新興勢力を特集したものだった。

ある企業の紹介でのこと。
カプセルホテルの調度品を豪華にして、
(社長が言うには飛行機のファーストクラスをイメージ)
カプセルホテルとビジネスホテルの中間ぐらいの値段で
提供する、というビジネスモデルが紹介された。

わたしは『そんな客層あるんかいな』とちょっと否定的に
その若い女性社長の話を聞いていたが、口には出さなかった。
どうも最近物事をスカした目で批評するクセが強まっていて、
かーちゃんに『もっと肯定的に見なさい』と注意を受けていたからだ。


でも！
『なにコイツ？高いスーツ着ておしゃれして、横文字ビジネス用語並べれば
　できると思ってんの。バッカじゃない。』
とかーちゃんのツッコミ。


ひょえ～っ！
女が女にツッコムさまは怖いよう。
日頃子育てで女を捨てていただいている(←感謝！)
かーちゃんの会心の一撃！！


たしかに、まだ軌道にも乗っていない事業の割には
その女社長は気取りすぎだ。
事業主である以前に”社長”になりたがっているのがミエミエだ。
しゃべる内容も、自らが考えるおしゃれ感覚のコンセプトに終始し、
客はどのようにしたら喜ぶだろうか、という目線が少なく感じた。

正直なところ、ガイアにしてもカンブリアにしても、
こういう人は失敗組に色分けされることが多い。
是非発奮されたし。