映画スターとスター映画

最近邦画が調子いいらしいですね。
一時は巨額の予算を投じたハリウッド映画(聖林画)に追いやられ、
いよいよ落城か？などと囁かれていた程ですが。

逆に、あまりに聖林画の予算が膨らむものだから、
出資者が失敗を恐れて、ストーリーも演出もヒット作の真似を求めるものだから
見てるほうが食傷気味になっちゃって．．．
もしかすると、今後はストーリーや俳優で魅せるコメディやミュージカルが
流行るかもしれませんね。


さて邦画。
小栗やら松山やら妻夫木やら新しいスター俳優がご活躍のようで
今のところ前途洋洋といえるでしょう。

．．んが、なんでも文句をつけなきゃ気がすまないこの私(笑
最近の映画のつくり、というか映画の宣伝のつくりが
”この俳優が出てるから観てください！”って感じになっているようで
ちょっと気になるんですが。
え～と、見てもいないのにタイトル出して恐縮ですが、
ナントカ丸とかカントカ外伝とか．．．
特にカントカ外伝は、原作が非常にスケールの大きい漫画だから
ちょっともったいなかったな、と思ってます。


日活とか昔の邦画ブームのときもこの流れじゃなかったでしたっけ？
一部のスター俳優のシリーズモノが粗製濫造され、
全体が小ぶりになって飽きられたっていう．．．


名作から映画スター誕生から、有名俳優を使ったスター映画になってくると
こりゃヤヴァイ。
映画あっての俳優、俳優のために映画を作るようでは...




さて、20世紀少年に続く邦画の大作は何か。