安保法案とそれにまつわる色々

あんまり政治的な話題をブログに載せるのもどうかと思うのですが。

安保法案についての民主党の主張って、ちょっと極端すぎるんだよね。
引くわ。

安全保障の議論になると、まいど「若者を戦地に送るのか」とか
「徴兵制復活」って話をすぐに持ち出すんだけれど、
今回は安保法案の成立が現実味があるからなのか、
それのアピールやプロパガンダの度が過ぎてて、かなり引く。
中国が南沙を埋め立てて軍事基地を作っている現実を放っておいて
安全保障の議論を全く進展させない、対案も出さないでは
こりゃあ、国会議員じゃなくて、ただの野次馬。


「若者を戦争に」「徴兵制」って話だけど、
現在の先端兵器・戦術においては、素人なんて何の役にも立たない。
少なくとも３年、できれば５年ぐらいは徹底的に鍛えなきゃならない。
半年や１年ですぐものになるのは、肉弾戦で消費される、
それこそ大昔の歩兵、民兵のレベルだろう。
つまり、周囲を海に囲まれた日本国でそのような事態が起こるということは
すでに国内に敵国が侵攻しているという状態が一番考えられるシチュエーションでしょう？
今議論されている集団的自衛権とか、他国領海での自衛隊の活動とかは
逆にそういう事態を防ぐための活動をする法案であって、
これを潰して丸裸のまま「来るなら来い」って侵攻されるのを待っていては
それこそ国防のために徴兵制でもしなけりゃ歩兵が足りなくなりますよ。
日本国内を血みどろの戦地にしたがっているのは、逆に民主党なんじゃないの？
って思えてきますよ。


戦時中日本は中韓に対して悪逆非道を尽くしてきた、っていう客観的な決定的証拠は
まだ見つかっていないようですが、そういう風に教育された大戦を知らない
中韓の若い世代は、本当に信じてる人もいるんですよ。
つまり、日本を占領したら同じようなことをしても「あいこだ」って思われるってこと。
ちょっとぐらいちょっかい出されたって、隣国はパートナーだから仲良くやっていきましょう！
なんていうのが、都合よく通じればいいのですが・・・。


ご近所様同士、仲良くやれれば一番いいのですが、お互いの境界線はしっかり明確にしておくべきでしょう？
そうすることで、逆にお隣さんとのトラブルが避けられるんじゃないでしょうか。

「ここの畑、本当はウチの敷地のはずだけど、お隣さんが使っているなら別にそれでもいいや」

そんな関係がうまくいくはずがないでしょう？