9.11
2006-09-11 | 随想
9.11といえば、痛ましいテロ事件が起こった日。
ニュース速報で映し出された映像は、
まさに”映画”としか思えないような、
わが目を疑うものだった。
限りなく澄んだ青空。
そこに真っ白な煙。
そして...
砂の城のように崩れ落ちる貿易センタービル。
2千名以上の尊い命が無くなった。
そして、そのビル周辺で塵肺を冒された人々は
数十年後に発ガンする危険を抱えている...
このような悲劇は二度と起こってはならない。
しかし、である。
当の米国はそうは思っていないのが残念でならない。
首謀組織アルカイダと親密な関係にあり、
大量破壊兵器を開発しているとしてイラクに攻め入り、
フセイン大統領を逮捕したものの、
肝心のビン・ラディン氏を取り逃がし、
大量破壊兵器については、大量破壊兵器の”た”の字も出なかった。
それでもなおイラクに駐留し続け、イラク国内の局地戦闘で死亡した
米軍兵は2千名を越え、今なお増え続けている...。
さらに最近ではイランを名指しで非難し、
イランとは比較的友好な関係にある日本もとばっちりで非難されるし、
そうかと思えばイスラエルを強烈に支持してまたしても中東を敵に回す。
やぶへびもいいとこ。
自らテロの火種を振りまいて、国連加盟国の失笑をかっている。
”米国そして世界の平和のために”というが、
実際は世界の情勢を一番危うくしている。
それに、イスラム教徒はヘビなんかじゃない。
神と名誉のためには死をも恐れない勇者たちだ。
ベトナムの兵士がそうであったように。
それでもなお、対決の姿勢を貫く米国。
腰ぎんちゃくのわが国としては、
『センセイ、そりゃあチョットやりすぎですぜ』と
機嫌を損ねない程度にたしなめる道を探さなければならない。
ニュース速報で映し出された映像は、
まさに”映画”としか思えないような、
わが目を疑うものだった。
限りなく澄んだ青空。
そこに真っ白な煙。
そして...
砂の城のように崩れ落ちる貿易センタービル。
2千名以上の尊い命が無くなった。
そして、そのビル周辺で塵肺を冒された人々は
数十年後に発ガンする危険を抱えている...
このような悲劇は二度と起こってはならない。
しかし、である。
当の米国はそうは思っていないのが残念でならない。
首謀組織アルカイダと親密な関係にあり、
大量破壊兵器を開発しているとしてイラクに攻め入り、
フセイン大統領を逮捕したものの、
肝心のビン・ラディン氏を取り逃がし、
大量破壊兵器については、大量破壊兵器の”た”の字も出なかった。
それでもなおイラクに駐留し続け、イラク国内の局地戦闘で死亡した
米軍兵は2千名を越え、今なお増え続けている...。
さらに最近ではイランを名指しで非難し、
イランとは比較的友好な関係にある日本もとばっちりで非難されるし、
そうかと思えばイスラエルを強烈に支持してまたしても中東を敵に回す。
やぶへびもいいとこ。
自らテロの火種を振りまいて、国連加盟国の失笑をかっている。
”米国そして世界の平和のために”というが、
実際は世界の情勢を一番危うくしている。
それに、イスラム教徒はヘビなんかじゃない。
神と名誉のためには死をも恐れない勇者たちだ。
ベトナムの兵士がそうであったように。
それでもなお、対決の姿勢を貫く米国。
腰ぎんちゃくのわが国としては、
『センセイ、そりゃあチョットやりすぎですぜ』と
機嫌を損ねない程度にたしなめる道を探さなければならない。
国民の意識と政府の意図に差があるようですね。
こちらのメディアで報道された限りでは
追悼式典に出席していた御遺族たちは
”暴力では何も解決しない”といって、
現在の大統領の強硬姿勢を批判する意見が
多かったような気がします。