私なんぞが食事中のマナーを云々する資格がないのは十分わかっている。
それでも言わずにはいられない。
ここ2回の外食で見かけたのは、最悪だ。
日ごろ、めったに外食する私ではないのだが、
そのめったにない2回ともなのだから、考え込まざるを得ない。
ある日の吉野家。
若い男女が、ちょこんとカウンターに座っていた。
『はあ、最近はデートの食事が吉野家でもOKなんだな』などと
微笑ましく見ていたのだが、その男の食い方に目を疑った。
犬食いである。(大食いじゃないよ)
それも半端じゃない。手首から5~10cmのところをテーブルに乗せたまま、
モグモグと口に入れている。
ちょうどパソコンのキーボードを操作するときのような手の置き方だ。
普通は犬食いといっても、箸を持つほうの手は上がっているものだが、
彼はその手もべたっと持ち上げることなく、箸を動かしている。
まことに立派なお犬様だ。
もちろん、いまどきのスラリと背の伸びた若者には、
吉野家のカウンターは犬食いするには低すぎる。
それを補うため、彼はなんとも器用に腰を後ろに押し出し、
逆な意味で椅子に半分腰掛けていた。
だいぶんセンスのいい服を着ていた彼女だったが、男を見るセンスはなさそうだ。
二つ目は回転寿司。
若い親子3人だった。
父親はキャップをかぶったまま食事。まあ、これは何とか許そう。
よほどの禿かもしれないし、所詮ファストフードだ。身なりなんてどうでもいい。
問題は母親。
この母親、なんと立てひざで寿司をほおばっているのだ。
男女差別はするべきではないが、やはり女性の立てひざは衝撃だった。
確かに、雀荘などで立てひざで寿司を食っている人を
たまに見かけたことはあったが(もちろん男)、回転寿司ではお初だ。
彼女にとっては、まさにここが鉄火場なのだろう。
そもそも、立てひざで食事をとるのは、東南アジアやインドなど、
床に直接食器を置いて食べる習慣のある国の作法だ(よね?)。
もしかして、そちらの国の出身? そうは見えなかったけどなぁ。
それに、そちらの国の方の名誉のために行っておくが、
椅子のときは立てひざをしているのは見たことがない。
よく行く(?)フィリピンパブでも、
彼女達は、喋り方は下品でも(教える客が悪い;笑)、行儀はかなりいい。
こちらが見習いたいぐらいだ。
これらは原因は絶対に個食の弊害に違いない。
一緒に食事していて、こんなことに親が気づかないはずがない。
親が子供に全く無関心、または関心を寄せる時間がないのだ。
他人事ながらかわいそうになってくる。
振り返って我が家。
やっぱり子供達はお世辞にも行儀がいいとは言えない。
父親(私)は仕事と遊び(汗;)で帰りが遅い、
母親は家事育児に追い立てられる...
そこで一言。
『先に食べてて』
これがアホな子供を育てる魔法の言葉かもしれない。
(追記)
同僚の実家では、いまだに全員そろうまで夕食をしない。
残業になるたびに申し訳なさそうに電話をしている。
簡単に真似することはできないが、見習いたい家族像である。
それでも言わずにはいられない。
ここ2回の外食で見かけたのは、最悪だ。
日ごろ、めったに外食する私ではないのだが、
そのめったにない2回ともなのだから、考え込まざるを得ない。
ある日の吉野家。
若い男女が、ちょこんとカウンターに座っていた。
『はあ、最近はデートの食事が吉野家でもOKなんだな』などと
微笑ましく見ていたのだが、その男の食い方に目を疑った。
犬食いである。(大食いじゃないよ)
それも半端じゃない。手首から5~10cmのところをテーブルに乗せたまま、
モグモグと口に入れている。
ちょうどパソコンのキーボードを操作するときのような手の置き方だ。
普通は犬食いといっても、箸を持つほうの手は上がっているものだが、
彼はその手もべたっと持ち上げることなく、箸を動かしている。
まことに立派なお犬様だ。
もちろん、いまどきのスラリと背の伸びた若者には、
吉野家のカウンターは犬食いするには低すぎる。
それを補うため、彼はなんとも器用に腰を後ろに押し出し、
逆な意味で椅子に半分腰掛けていた。
だいぶんセンスのいい服を着ていた彼女だったが、男を見るセンスはなさそうだ。
二つ目は回転寿司。
若い親子3人だった。
父親はキャップをかぶったまま食事。まあ、これは何とか許そう。
よほどの禿かもしれないし、所詮ファストフードだ。身なりなんてどうでもいい。
問題は母親。
この母親、なんと立てひざで寿司をほおばっているのだ。
男女差別はするべきではないが、やはり女性の立てひざは衝撃だった。
確かに、雀荘などで立てひざで寿司を食っている人を
たまに見かけたことはあったが(もちろん男)、回転寿司ではお初だ。
彼女にとっては、まさにここが鉄火場なのだろう。
そもそも、立てひざで食事をとるのは、東南アジアやインドなど、
床に直接食器を置いて食べる習慣のある国の作法だ(よね?)。
もしかして、そちらの国の出身? そうは見えなかったけどなぁ。
それに、そちらの国の方の名誉のために行っておくが、
椅子のときは立てひざをしているのは見たことがない。
よく行く(?)フィリピンパブでも、
彼女達は、喋り方は下品でも(教える客が悪い;笑)、行儀はかなりいい。
こちらが見習いたいぐらいだ。
これらは原因は絶対に個食の弊害に違いない。
一緒に食事していて、こんなことに親が気づかないはずがない。
親が子供に全く無関心、または関心を寄せる時間がないのだ。
他人事ながらかわいそうになってくる。
振り返って我が家。
やっぱり子供達はお世辞にも行儀がいいとは言えない。
父親(私)は仕事と遊び(汗;)で帰りが遅い、
母親は家事育児に追い立てられる...
そこで一言。
『先に食べてて』
これがアホな子供を育てる魔法の言葉かもしれない。
(追記)
同僚の実家では、いまだに全員そろうまで夕食をしない。
残業になるたびに申し訳なさそうに電話をしている。
簡単に真似することはできないが、見習いたい家族像である。
うちは、基本的に全員そろわないと食事はしません。
日本人でもないのに、お箸の持ち方や、食事のマナーなどとても厳しくしつけられたと自負しています。
一人で食事をすること個食というのですか?
なるほど、確かに弊害ですね。
多分、食事が全体の生活に占める時間的な割合にも関係しますよね。
日本人が食事をおろそかにしているのかも。。
食事中は日常気をつけなければならないマナーやエチケットを多く学べる場だと思います。
子供うちは『親の顔が見たい』と思われて済みますが、今回ぐらいの大人になってしまうと、もう本人の問題です。
Pinkさんはご存知無いかもしれませんが、最近の日本語の言い回し(流行語?)に『私って、○○な人だから』というのがあります。
たとえば、『私って、食事の作法とか知らない人だから』というような使い方です。
知らない人だから...という言葉の後に隠れているのが『不快な思いをさせてしまうかもしれませんが、できるだけ気をつけます』だったら良いのですが、『不快な思いをさせたっていいでしょ!』というエクスキューズになっていることが多いようです。
言った本人は『個人の自由!これが私の個性』と思っているのかもしれませんが、自由を主張するわりには、とんでもない甘えん坊さんだと思いませんか?
まわりはいつでもあんたの甘えを許してくれるとは限りませんよ、と。
こういう話があったと思います。
空を自由に飛びたい鳥さんは、
強い向かい風が吹く日に
『あ~あ、風なんかなければ自由に飛べるのに』と
思いました。
すると神がきいてくれたのか、風(空気)がなくなりました。
鳥はストンと落ちてしまいました。
自由というのは、あくまで社会通念上で許容される範囲で
しか成り立たないんですよね。