素朴な疑問

昨日、ひっさびさにキャバクラ(のような所)にいったんですけど．．．
おねーちゃんが席に座るといきなり


『国債ってあんじゃん？
　あれってどんどん発行すれば、お金がどんどん入ってきて
　日本が豊かになるんじゃね？』

といわれた。
ずいぶんとやぶから棒にトンチンカンな話題を振られたものだ。
私が証券会社の社員か銀行員にでも見えたか？
Ｔシャツにジーンズの銀行員もないと思うが。

とりあえず、

『おぉ！　アタマいいな、おめぇ。スゲェ　(￣ロ￣)』　と答えておいた。


控え室で不景気の話にでもなっていたのだろうか。
客も私達だけだったし。



プライマリーバランスやらインフレ率やらいろいろと頭を駆け巡ったが、
いま二日酔い気味の頭で考え直してみると、
実は彼女が言ってたことが日本の政策の全てなんだな。
唯一違うのは、国会議員や官僚が何やかやと理由やら法律やらをくっつけてるだけ。

借金はいけないことと思いつつ、サラ金に手を出してしまう一般消費者と
なんら変わることはない。


．．．いや、違うな。
サラ金は自分で返さなけりゃならないけど、
赤字予算を通した人達が返すわけじゃないからな。

ん～～、広義でいえばそういう人たちで予算を組ませている有権者の
責任ともいえないくもないけど．．．




うん、それにしても日本国の真理をズバリと言い当てるとは
やはりキャバ嬢は”スゲー”のである。