シートベルトを締めましょう

恒例の交通安全週間が始まりました。
交差点で止まっている車にキャンペーンのティッシュを
渡そうとするおばちゃん、あぶねーよ。

それはそうと、茨城県はシートベルトの着用率が
全国でもかなり低いそうです。
締めましょうよ、シートベルトは。

『俺は事故らないから大丈夫』という人。
事故を起こした人でも、心から『事故を起こしそうだ』と心配して
運転していたひとは、一人もいません(たぶん)。
信号無視やローリングをしている珍走団の方ですら、
たぶんそう思ってます。
過信は禁物です。(￣ー￣)b

『それでも事故らない』という人。
そうです。あなたは運転が上手いから事故を起こさないかもしれません。
でも、まわりにはあなたより相当ヘタな人が多いでしょ？
そんな人にぶつけられて死んでもつまらない。
だからベルトをしましょう。
そう考えてみては如何？

『ぶつかったって死なないよ』という人。
甘いです。少なくとも500kgのベンチプレスができないと
ぶつかった時に投げ出される体は支えきれません。

『エアバッグがあるじゃない』という人。
ベルト着用が前提、なんて理屈はいいませんが、
『開かないこともある』とは考えられませんか？
ブレーキやハンドルのように、車を買ってからほぼ毎回使う装置では
ないですよね？
そんなものがいざというとき、都合よく作動すると信じ込める人は
かなりおめでたいのでは。
車検でも点検しない装置ですよ？つまり、買ってから一度も点検してない
『安全装置』です。
例えば、ヒューズの接触が悪かったら、ハイそれまでよ～♪

『たとえ死んでも、それは自己責任でしょ』という人。
半分正解。でも、さっき言ったように事故って一人で起こすとは
限らないでしょ？
あなたの方の過失が強くても、あなたに死なれてしまった相手は
過失致死罪に問われてしまうかもしれないのです。
仮に、あなたが運転している車に、無免許・２ケツ・ノーヘル・信号無視の
原チャリ厨房が突っ込んできて、二人とも死んじゃったらどうします？
それで過失致死罪に問われて刑務所に送られたら理不尽だと思いませんか。
それと同じこと。
お互いに死傷するリスクを減らしといたほうが、
何かといい結果になりますよ。

『ご近所までだから大丈夫』という人。
意味不明です。
あなた以外、全く通行がないところだったら
もしかしたらそういう理屈もあるかもしれませんが、
あなたが巻き込まれる事故は、あなたが通る道でしか起こりません。

『妊婦だからしないほうがいい』という人。
産婦人科の先生がやらない方がいいといったなら、そうでしょう。
でも、もし事故に巻き込まれたら、母子ともに助からない確率が
飛躍的に増大します。
私はやっぱり着用をオススメします。


ということで、天涯孤独で世の中に恨みがある人以外は
シートベルトを締めましょう。
おなたが事故を起こさなくたって、相手が突っ込んでくるかもしれない。
よくいるでしょ？あなたの前を走っている、危なっかしい車。
今はあなたの前を走っているから、高みの見物かもしれませんが、
ソイツがある時はあなたの対向車なんですよ。
いきなり突っ込まれて殺されては、文句のひとつも言えませんヨ。


一週間。
一週間です。毎回ベルトを締めてみてください。
そうすれば、ベルトなんて苦にならなくなります。
１ヶ月もすれば、逆に、してないことに違和感を覚えます。
運転席のあなたがベルトを締めれば、助手席に座る人も自ずと
やってくれます。
おなたのおかげで、隣に座った人が事故で死ぬ確率が下がるわけです。
なんかいいことした気分♪

　
ということで、とにかく、シートベルトは締めましょう。