節税かなぁ

サラリーマンを長年ダラダラとやっていると、
どうでもいいようなことをグダグダと考えるようになるもので．．．

ここ１０年ぐらい『面倒くせぇなぁ』とつくづく思っているのは
【印紙税】(収入印紙)であります。


こんな制度、他の先進国にあるのかどうだかわからないが(たぶん無い)
領収証や手形を作成するたびに税金が取られるんだから
こんな不合理なことは無い。
どうせ金を取るんだったら、保険でも付けてもらいたいものだ(笑


取られる事自体が不合理だと思えるのに、その金額のバンドがバカらしい。
領収証の一例でいえば
　　　　　～１００万円・・・￥２００
１００万～２００万円・・・￥４００
２００万～３００万円・・・￥６００
３００万～５００万円・・・￥１０００
５００万～１０００万円・・・￥２０００
といった具合となっているのだが．．．

なにがバカバカしいかといえば、領収証を作ったことがある方はお察しの通りだが、
たとえば８００万円の領収証を切るときは、
８００万円の領収証に￥２０００の印紙を貼るのではなく、
５００万円に￥１０００の印紙、３００万円に￥６００の印紙を貼り、
２枚の領収証を作成して￥４００の節税をするのである。


国としてみれば『節税に手間掛けるのはオタクの勝手』ということなんでしょうが
これはあまりに実務に負担を強いているよなぁ。
手間という点からだけいわせてもらうと、５００万円以上は逆累進課税(だんだん率を低く)
してもらって、１００万円以下を￥４００にしてもらった方が遥かにいいんだが．．．。

たぶん税収は減らない、というかあがりそうな気がするんですけど。
どうせ印紙なんて、交際費の領収証添付がほとんどだろうし(笑



まあ最近は現金や小切手、手形は減ってきて、ほとんど振込で
領収証は必要ないんだけど(←これも疑問だわな)、
一つの入金のために発行された数枚の領収証を見るたびに
”なんだかな～～”と思うのである。