♪ばっかじゃなかろかルンバ

ここ20年ぐらい、野球はスポーツニュースでしか見てないが
♪ばっかじゃなかろかルンバ(作詞・作曲：野村監督)にはワロタ。

９回裏、２点を追う巨人は２死１塁。
バッターは昨日３安打と当たった隠善(育成選手)。
何とかランナーを溜めて後続の長距離砲に期待したいところ。
　：
１塁ランナー矢野、走った！
え？エンドラン？？えっ、エッ、単独スチール？？Σ(￣ロ￣||;
キャッチャー二塁送球、タイミングは．．．アウトォ～！
ゲームセット！！　矢野、二塁で憤死です。


．．．で、♪ばっかじゃなかろかルンバ　につながります。

まぁ、この場面では子供の野球でも盗塁はないわけで
野村監督が『不思議な野球』という気持ちもわかります。


でも！
それでも、矢野ばかりを攻められないなぁ。
だって、不思議な野球は原監督の起用法そのものなんだもの。
ネットでちょいと調べた数字によると、
去年の成績によれば、１５８打数４６安打の．２９１。
けっして悪い数字じゃないんだけど、大物スター選手や
大砲外国人に押されて、今期は出番無し。
せっかく回ってきた代打も、見せ場(安打)無く、四球。
個人的には、安打にしろ四球にしろ、キッチリ出塁して
与えられた仕事を１００％こなしたと思いますけど、
そうは思わないのが巨人のフロント。
ホームラン以外は仕事じゃないと思ってる。

ここは盗塁でもして、猛烈にアッピールしなけりゃ

　　　『今期は、もう出番が無いかもしれない』

と思ったとしても無理は無い。


大型補強、いや大枚補強で若手はおろかベテランもグズグズになって
もはや日本式野球の基本も崩壊した巨人軍。
野村が『球界の盟主、強豪』と持ち上げるのは
”この路線でいってくれれば、とにかくやり易い”ってことでしょう。

選手補強はおろか起用法にまで口を出すフロント、
それでいて、負けが混めば監督に責任の全てをかぶせて首を切る。
だいたい、オーナーが新聞記者に対して『俺の球団だ！』なんて
悪びれもせずいうようなチームがいい成績を残せるはずが無い。
”老害”といわれて久しいが、いまだに改められない体制は
どこぞの料亭に酷似しており、行き先は暗い。

おお、そういえば、他球団の食べ残しをさも豪華に盛り付けるのが
ココの得意料理だったっけ！