晩酌しようよ

【晩酌】って『大人の愉しみ』みたいな、ちょっとワクワクするような響きがあると思いませんか。今晩あたり、一杯どうです?

タレント本

2007-09-18 | 随想
天気予報代わりにつけている朝の情報バラエティで
『こんなタレント本が売れてます』みたいなことをやっていた。

ある本が、かーちゃんも興味があったタレントと内容とみえて
『へぇ、どんなことが書いてあるんだかねぇ』という。
『そんなに興味があるんだったら、買ってこようか?』と私。
『いやだぁ(笑、そんなことにお金使いたくないわ』
  :
 ちなみに、¥1500程度の本だったと思う。


確かに、この本は高い。
いや、日本の物価から見ればそうでもないのかもしれないが、
とにかく高く感じる。
日本では、ハードカバーの新刊は、作者が誰であろうと
¥1000~¥2000といったところだろう。

くだらないお笑い芸人(失礼!)の、
そのときバッタリで絶対二度と読み返すことの無いような本も、
純文学の大作として後々教科書に載るのではないか、
と思われるような本も、同じような値段で販売されている。

これは著作権と著作料の問題を別にしても、
出版社の手数料等に問題があると思うんだが。
もうちょっと価格にメリハリが利いていてもいいんじゃないかな~。
 :
 :
などと考えていたら、思い出した!
よく考えりゃ、漱石だろうと芥川だろうと、
著作権の切れた大家の文庫本は、ダイソーで¥105で売ってる。
逆のメリハリだ(爆)。
こりゃ、いくらなんでも失礼だろ。
まあ、純文学が身近であることは良いことだが。
これは【著作権が切れた→著作料分だけ安くなった】というより
【著作権が切れた→誰でも出版できる→価格競争】ということが
より大きな要因でしょう。



ん~、なんちゅうか、
”とりあえず一回読んでみたい”って本がもっと安くならんもんか。
音楽をDLするように(私はしたことないけど;笑)
ほとんどのタレント本や雑誌について、紙かデータかで選択できれば...
そうすりゃ、新刊本(紙)の値段もつられて下がるでしょ。

ん...?そういや、そーだよ。
何も週間雑誌やタレント本なんて、なにも印刷すること無いじゃん。
後々処分に困るだけだしさ。
コピーガードだけしっかり出来れば、データでいいんじゃん?
”どうしても紙で持ちたい!”って本以外は、さ。



な~んとなく、出版業界って『ボリすぎなんじゃない?』と
考える今日この頃でした。
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