『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

新聞で必ずいいニュースが載ってるとこ、どーこだ?

2020年02月08日 | 中学生と育つ


娘は5年生くらいから
週に1回のコドモ新聞を取っていました。
中学に入り、社会のことに興味が出てきたらしく、
一月から普通の新聞に切り替えて1か月半。
感心なことに、
毎朝20分ほど早起きして、目を通しています。

大人用の普通の一般紙と言いつつ、
紙面のボリュームは
朝毎読や日経の半分くらいのローカル新聞。
薄い代わりに地元のニュースに手厚くて、
下手したら部活の成績なんかも地域面に載ってます。

それでも一面から見ていくと、
イヤなニュースばっかりです。
世の中が悪いことばっかりなわけないのに、
気持ちが温まり、活力が湧くような記事はほとんどない。

朝ごはんの用意をしながら
「朝っぱらから、元気が出ない事ばっかりだなぁ」
なんて話をしていたら、子どもが
「絶対いいニュースが載っってるトコがあるねん。
どこかわかる?」と言うではないですか!

え~、わからん。
読者の投稿コーナー?

答えは
「スポーツコーナー」だそうで。
なるほどね~。

自分も休みがほとんどないくらい
部活を頑張ってるから、
自分が所属している世界であるスポーツが
「いいニュース」として受け取れるのって、幸せな事です。

スポーツは容赦なく結果が出るからなぁ。

その競技が好きな人がまっすぐ真面目に精進したことを、
同じルールの上で堂々とぶつけあって勝負した結果。
勝って喜んでいる声も、負けた表情の写真も、
これ以上ないほどにまっすぐで純粋な顔。

子どもが「いいニュースのページ」と捉えている
この清々しいページを、
結果を重視するあまり、
ドーピングとか買収とかで
汚さないようにしないとね。


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