『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

2か月一緒にいたら十分わかるやん?

2020年02月25日 | 中学生と育つ
卒業のシーズンが近づいてきました。
子どもの部活の先輩たちも卒業なので、
一人一枚ずつメッセージを送ることにしたようで、
カードが数枚、回ってきました。

入部してから2か月で引退した先輩たち。
ヒヨコさんたちがちゃんとした部員になるまで、
しっかりと部活ルールを教えてくださいました。

だけど、2か月の間、個人的な話もしてないだろうし
そんなに先輩のこと知らないんじゃないのかな。
「2か月も一緒にいたんだよ?わかるよ!」だそうで。

実際、カード書くのも何ら困らず、
サラサラと一人ひとり違うメッセージを書き、
一人ひとりイメージカラーを使って表を書き、
裏はどんなデザインにしようかな~と、
私のパステルなんか持ちだして、アレコレ下書きして、
こんな風になりました。



小学校の卒業時に書いてたメッセージカードは、
「〇〇ベスト3」「好きな食べ物」「好きなスポーツ」
「旅行に行くならどこ?」など、質問項目がぎっしりで、
メッセージを書く欄がほとんどなかったのが驚きでした。

それを思えば、
この真っ白い紙を切り分けただけのカードは
逆にクリエイティビティを刺激するようです。
だから、おもちゃも素朴なものの方が、
子どもの想像力を掻き立てるんだよね。

一度クリエイティビティを刺激されたら、
その後も引き続き、切り絵をしたりして、
しばらくアートな時間を過ごしていました。
逆に、テレビ見てたら永遠にテレビ見てるけどね。
大違い。

それにしても2か月で「十分」知り合えるって、
中学生ってビックリです。
私なら、2年同じ場所で働いても、
相手のこと、あんまりわかんないのになぁ(^^;)。

それだけ密度の濃い一日一日を過ごしているのか、
それだけ浅い部分で満足できるのか、
それだけ素直に自分でつきあっているのか、
人との距離が、大人よりずいぶん近いんだね。

そういえば、幼児の頃なんて、
同じ砂場にいるだけで全員「おともだち」だったもんね。
その頃みたいに頻繁に傷ついたり傷つけたりしないよう、
大きくなるにつれ、距離感をはかることを覚えていくのかな。

5年前、小学校2年生の時なんか、
環境とこんなに親和性が高かったもの。
同じ場にいる人と、すぐ同じ気持ちになってた。
かわいい~~。(親バカ)

そして、手を抜かずに美しくカードを仕上げるのも、
大人より子どもの方がまっすぐに取り組めるのかもね。
5~6時間もかけて、めっちゃ楽しんで描いてた。
写真では、パステルの微妙なグラデーションが見えないけど、
うん、キレイ! 上出来じゃん♪

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