1週間前にカラスと頭脳プレイをして
なんとか人間が勝利をおさめ、
無事に守り切ったびわ。
カラスとのびわ攻防戦の様子はこちら
今年は残念なことに
たった8個だけでしたが、
やっといい色に熟れて、
おいしくいただきました。
ふひひひ。
晴れた日の翌日を狙って採ったせいか、
数が少ない分、ひと粒が大きかったせいか、
半日冷やしてからいただいたせいか、
大事に食べようとしたせいか、
例年になくおいしい!!!!
種は砕いて牛乳に香りを付けて、
寒天と煮て杏仁豆腐にして、
これまたツルンといただきました。
ビワの種に毒性があるとかないとか言うけど、
毎年どーもないので、今年も普通にいただきました。
庭でもプランターでも鉢植えでも
スプラウトでも、ネギや豆苗の再生でも、
植物が近くにある暮らしって、
食べ物を「恵み」としてとらえられるから、
なんかすごーく幸せを感じる機会が多い。
お店だと「傷んでる」とか「高い・安い」とかが基準だけど、
育っていく過程を見ていたものは
何でもおいしいし、どんな形でも上等。
姿形が美しく、お利口さんなヨソの子より、
どんなに個性的でもウチの子がいいに決まってる!
と、野菜と子どもを並列に語る親…(^^;)。
野菜を育てている事は、
子どもの価値観にもいい影響があるような気がします。
何が本質で、何か本質でないのか、
野菜を見ていたら、直感的に学びやすい。
今朝の会話。
親「うわぁ、大きいキュウリやなぁ」
子「すごー! 売りものみたい!(←誉め言葉)」
親「いや、でもクルンって曲がってるから、お店なら半額にされるかも?」
子「キュウリはキュウリやん。半額とかあり得ん!」
親「だから農薬とか流行るんじゃないの?」
子「むしろ、それ、いらねぇ~!」
みたいな。
そうそう。そういえば、
学校で中間テストの代わりに小テストがあって、
ケアレスミスで減点されたらしいんだけど、それについても
「ゼロ書くの忘れてて間違えたけど、
考え方が合ってて良かった~!」とゆーていた。
そこ、喜ぶ所?? って思ったけど、確かに。
点数や人からの評価を基準にするんじゃなくて、
本質的なところを基準にしたら、
そこは喜ぶところでした。
だって、考え方わかってたんだもの(^^)。
そういう感覚っていいなぁ~、と思うのでした。
見た目の良しあしや点を取るテクニックは、
人から評価されるためには大事なポイントだけど、
自分が育っていくには、たぶんそんなに役立たない。
いや~、しかし、ただでさえコロナ休みで貴重な授業時間を、
小テストなんかに使ってないで、
それぞれの先生が、担当している学問の魅力を
めいっぱい子どもに伝えて欲しいなぁ~と思うのでした。
おもしろいと思ったら、
夜更かししてでも自分で勉強するでしょうよ。
私がそうだったように。
そして子どもが今、マンガを読みふけっているように。
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