『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

今日はタケノコ!

2021年04月29日 | 中学生と育つ
両親が突然タケノコを持ってきてくれました。
わ~~い!
タケノコほど春を感じるものもない。
木の芽あえ?若竹煮?炊き込みごはん?

茹でた穂先はスーパーでも見かけるけど、
あのボリボリした根本に近いところは、
掘ったものじゃないと、食べられない。

そして、今日届けてくれたものは、
私の人生で見た最も深堀りのタケノコ。

御年80を超えたおとーさんが、
御年90になろうとするおじさんちの山で、
掘ってきた、と届けてくれたんだけど。


この、生きる気満々の根っこ!
そして、恐竜のような背中!
ダッシュで天まで伸びるぞっ!!!!!
という臨戦態勢を感じる。

ふつー、ここから掘らないっしょ?
地下茎の上のやわらかい所からでいいよ~。

とは言え、すごいインパクトなので、
子どもが学校から帰るまで処理せず置いといた。
おとーさんも、孫に見せたくて頑張ったんだろうし。

夕方になり、
「ただいま~」と玄関で声がする。

今日は、同じ方面で一緒に帰ってくる子2人も、
家に寄ってもらうよう頼んでいた。
さくらんぼ持って帰ってもらおうと思って。

んで、こんなタケノコ見たことないだろうな、と思って、
「入って入って~」と何も考えずに言うと、
「あっ、ここで大丈夫です」だって!!

あら、いつから遠慮するようになったの?
こないだ4人で泊まって大騒ぎしてたやん。
中学生っぽい丁寧語も板についていて、
おばちゃんビックリよ。

てか、アンタ、
数年前、あたしの膝で泣いてたのよ?
とかいう図が頭をよぎると、
めっちゃ愛おしいわ~(^^)。

玄関に立つその子たちは、
タケノコなんか興味なくて、
サクランボを入れた袋を手に持って、
マスクの中で「寄り道バレる~」と騒ぎながら
うれしそーに帰りました。

こういう、
田舎のおばーちゃんみたいなことが、
嬉しくなってきた今日このごろ。

まだ自分の子どもも中学生なのに、
すでに隠居モード(^^)。



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