(図はI.Yさん作、セイタカアワダチソウのフォルメン。ステキ!!
文末にサイズの大きな図を貼ったので、細かいところまでご覧いただけます!)
夕方、神戸シュタイナーハウスの大人クラスで集まって、
オンラインで植物観察の会をしていました。
セイタカアワダチソウについて話していて、
「あのまっすぐ上に伸びる感じが、
“霊的な杖”っていう言葉にピッタリで、美しいわ~」とか、
「人間の髪は、植物で言うと根っこで、胴体が茎や葉で、
生殖器が花」(←ピンと来ない方はスルーしてね)、
みたいに、アレコレおもしろい話をしていました。
他にも、
「花の時は、ひとつにまとまって光に向かって開いてるのに、
種になると、綿毛が全方向に広がってる。
風と仲良くなったみたい」とか、
お茶にして飲んでみたとか、触ったら硬かったとか、
おもしろい観察がいろいろ出てきました。
そのうち、
「植物の動きがオイリュトミーっぽい(←同じく無理ならスルー)」とか、
これは金星や水星の影響があるとかないとか(←同上)、
どんどん未確認不思議ワールドに入って行きました。
入って行った…というか、私はちゃんと入れてなくて、
わかる人にはわかるらしい、その会話を、
不思議な気分で、聞いていました。
自分とは違った目で世界が見えている人の話って、
どんな話でもとりあえずおもしろいから、
「何が出て来るんだろ?」って思いながら、
頭の中を“ハテナ”で埋めながら、ぽか~んと(^^)。
「植物を通して、そんな事が見えてるの!?」とという驚きと、
植物の本質に迫ろうとしているらしいその話の糸口を掴みたくて、
「アタシも入れて~」って感じの素朴な質問ばっかりして、
地上に降りてきてもらってしまった。申し訳なし~。
この日、珍しく部活が休みだったらしく、
子どもが早く帰ってきたから、
この不思議な会話がず~っと聞こえてたはず。
妖しかったかな?
(I.Tさん作、セイタカアワダチソウの葉を下から順番に並べた押葉)
まぁ、そんなおもしろい時間があって、
夕食後、子どもが技術の宿題を始めました。
「何らかのエネルギーを変換して活用し、評価し、
200文字でまとめなさい」という宿題のよーです。
「“何らかのエネルギーを変換する”って何のこと?」
と子どもが言うので、夫が
「たとえば、身近な再生可能エネルギーを思い浮かべて、
それを自分なら何に使うか考えて、
どこがいいとか悪いとか書いてみたら?」とアドバイス。
「う~んと、水車とかヨットとかのこと?
そんなの自分で活用してる中学生いないでしょ??」
(↑いつでも自分の事として考える、答案向きじゃない人)
などと言う。
まぁ、その話の流れで、
風力発電とか、水力発電とかで、
風や水が電気になるって、すごいね、という話になった。
ちょうど植物観察の会で、
「植物は自ら育つ力だけじゃなくて、
風や光に育まれているのを感じる」
…みたいな話題も出ていたせいか、思わず
「太陽の光や水が電気になるのもすごいけど、
太陽の光や水が大根やみかんになる方がすごくない???」と言って、
子どもに「ハイハイ…」と軽~くあしらわれました。
わはは、すまぬ。宿題をしていたんだった。
そんな話、1ミリも宿題のタシにならないね(^^)。
でも、実際すごくない?
あの種に水と光が与えられたら、
花が咲いて実が実るのって?
どー考えても、奇跡だってば!!
(↑もはや完全に無視される母^^;)