「中学生のハローワーク」について、
プレゼンの機会をいただいて、
10分ほどしゃべってきた。
慣用句のような
お約束ワードを最初に言ってから、
話し始めた。
「今日はプレゼンの機会をいただき、
ありがとうございます」。
んで、一通り終わってから、
質疑応答。
予定時間を大幅に超えて、
いろんな質問が出てきた。
質問があったから、
あれこれ追加で説明できた。
Q:中学生ってどんな年代だと思いますか?
A:反抗期です。
今まで信じてた親や先生が色あせてきて、
「大人って案外わかってないのね?」と気づき、
身近な大人を越えて、広い社会に目を向け、
自分なりの考えを作り始める時期、
だと考えています。
Q:この企画はなぜ中学生対象なんですか?
A:小さな頃は「先生の言うこと」が
行動の規範になっていたし、実際それでも良かった。
中学になると「先生」や「親」に規範を頼る時代が終わり、
自分の中に規範を作っていく時期になります。
反抗期、Welcome!
「みんなはこう言うけど、自分はこう思う」
という独自の価値観を確立していく時期だから、
様々な考え方や、経験を持つ生き生きした大人に出会って、
いろんな人との対話の中で、
自分の理想や将来イメージを作っていってくれたら嬉しいな。
Q:ゲストはシュタイナーを勉強されている方ですか?
A:いいえ。「シュタイナー」の名前を知らない方が大半です。
Q:それは、なぜですか?
A:シュタイナーの考え方を伝えたいのではなくて、
「一人ひとりの人間的成長と、
精神の自由の獲得」のための企画だからです。
精神の自由とは、好き放題出来るという意味ではなく、
自分の望む社会(たとえば“世界平和”や
“誰もが人間らしく生きられる社会”など)というような
大きなことでさえも実現していける自由
~少なくともそれに向かっていける事~というような、
広い意味の「自由」です。
ゲストに来てくださる方は、
自分が必要だと思うもの、あればいいと思うものを
自分の力で社会の中に創造している方たちばかりです。
そういう意味で、
シュタイナーを知っているかどうかは問題ではないのです。
などなど。
「ホントに興味持ってくださってるんだな~」という質問、
私たちに「ここ、大丈夫?」と気づかせてくださる質問、
どれもこれも、答えていて嬉しくなりました。
プレゼンの機会を与えていただき、
そして質問で補足説明の機会をいただき、
ありがとうございました!
これはお約束のフレーズじゃなくて、
心から。
なにもかもが、うまく行くと信じて!
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