『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

「見てくださってありがとう」とな?

2022年08月06日 | 考える日々
綿の花が咲きました。
なので、綿の苗をくれた人に
「こんな花が咲きました!」って、
昨日書いてたようなことを報告しました。

その人のは、まだ咲いていないらしく、
「どんな花なんですか?」って言うので、
写真を見せながら、あれこれと
花から受ける印象とかを語ってたら、
「そのモノの見方がおもしろい〜!」って
すごい楽しそうに聞いてくれました。

そんなトンデモ話を聞いてくれるのが嬉しくて、
「外から見たら、目に見える形だけしか見えないけど、
自分も相手の中に入って重なる感じになれたら、
その分、教えてもらえることは増えるかな〜?」
と、ゲーテ的観察を、たどたどしく語ってました。

そんなに、相手の中に入って重なって見られるなら、
家族や友達のことだって、すっかりわかるはずで、
まぁ、そんなにうまくはいかないんだけどね。
だからこそ、少しずつ練習を重ねているわけで。

そのうち、
「私に綿の苗をくれた人に種をくれた人」
(ああ、ややこしい)が登場したので、
「綿って、こんな萼の形なんですね〜!」
と、花が咲いたことを報告しました。

そしたら、お茶の心得のある雅なその方から、
「そんなに丁寧に見てくださったなんて。
ありがとうございます」という
感謝の言葉を賜りました(^^)。

自分の舞台でもないのに、
「見て下さってありがとう」っていう発想は、
なんか不思議でした。
「綿(と、それにつながる世界)を、
愛してくださってありがとう、って感じ?

なんか、漱石が「I LOVE YOU」を
「月がキレイですね」と訳したエピソードとも
価値観が重なる部分があるようなないような。




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