5月6日、美術館ホールで「おかあさん」と題して講演がありました。
ちょうど休日だったので行ってみました。
お話の中に、保育園~小学四年生位までの子供さんに聞いたお話が紹介されました。
「ぼくは、お空からみていて、お兄ちゃん、お姉ちゃんがいて家族みんなが仲良しで、
ここの子になりたいと、生まれてきた」とか
「お母さんとお父さんが優しそうだったから、ママのお腹に入ったの」とか、それに近いお話でした。
「親が子供を作るのではなく、子供が親を選んで、そのご両親の子供として生まれてくるのだと。」
聞きました。
私ごとになりますが、母親として失格の部分があります。母乳が出なくて、粉ミルクも飲まない、
仕方なく、牛をお母さんにしてしまったことです。
長女は反抗期もなく勉強も性格もまっすぐに成長しました。
次女は三年間の不妊治療でやっと授かった、お金で買ったような娘です。(長女出産後、体調崩しがあり)
小学三年生の時、担任の先生が嫌いだと不登校になった時、話の中に自分の考えがきちんとありました。
親としては「、生まれて たった10年しか経ってないあんたがその何倍も生きた先生のことを、
色々言うのは間違ちゅう」
「お父さんもお母さんも生徒のことを思う、いい先生と思う」
「学校に行かんがやったら働かないかんきにお仕事、捜さんといかん。
子供は中学卒業するまで学校に行くのが仕事やき」どうする?
「お友達にも会えんなるぜー、心配かけとうないろう」
行く気になったのか、遅刻、欠席もなく中、高、専門学校、無事卒業しほっとしたことでした。
反抗期もありましたが、今はいいお母さんをしています。
大人になるまでが、人間育成期間と思っていたら、結婚、子供、孫、にも学ぶことが多くあり
幸せをもらって今があります。