ん~?
な~んか形があやしい・・・舞鶴の基地にも何回か行っているんですが、そのたびにそう思う山がありました。
フェスタの駐車場が、臨時駐車場で舞鶴警備隊前付近でしたが、その目前にその山が聳えているんですね。
あやしい中身、そう山頂部がスパッと切れてるんです。
こういう地形は、自然地形ということも勿論あるんでしょうね。高松の屋島とかもそうですし、ビュート、テーブルマウンテンとかいう地形は各地で見てきました。
しかし、なんとなく人工的な削平地のようなあやしさがあります。
であれば“あやしい本体”は山城? 修験だかのでかい寺社跡? もっと新しいものなら場所が場所、旧軍の軍事施設?
これまで距離感覚、方向性がよくわからず山の名が特定できませんでした。ひょっとしたら普通の地図では名前の出ない程度の山かも・・・
警備隊前の目視、ミサイル艇からの画像を見て、どうも「愛宕山」らしいと思いました。
名前がわかったら調べてみます。
・・全然違う・・ えっ! 愛宕山は舞鶴の西にも東にもある・・?
そして“削られ山”は東の愛宕山。
やはりその昔城があったようです。名を泉源寺城といい、若狭武田氏に仕える栗屋氏のものらしい・・と。
(城持ち有力者であれば栗屋氏ではなく粟屋氏じゃ・・?)
ここを舞台として合戦があったとかだったら地図に城跡マークがあったりするでしょうから、平穏に終わったお城だったんでしょうね。
山城はもともと設置目的自体がエグイものでしょうけどね。
その後、お寺ではなく神社がまつられ、太平洋戦争前には高角砲陣地や観測施設がおかれもしたようです。
・・そうですね。図を見ると弓矢時代の城跡にしては・・と、しっくりしないものがあるんですが、“高角砲が座ってました”と言われれば、
“うんうん!”と思える図です。
なるほどこの山は、どれくらいの規模の工事が行われたかはわかりませんが、人口の削平地で城、神社仏閣、軍施設のどれも正解だったんだね!とわかりました。満足!
※城跡図は、「山城讃歌」さんからお借りしました。現在は「闘城讃歌」として積極登城されているようです。
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