そこはブッシュを越えていくといいます。
・・だったら、今の時期を逃すわけにはいけないですね。
串本の干潮は5:17 潮位は・・低くない・・ 少し残念
5時起きで出かけてみます。
通り越してイノブータンランドでトイレ休憩します。
トイレは洋式シャワーできれいでした。
しかし・・・ 廃墟状態 案内板の様子からもご想像願いたい。とても夜は使えそうにない・・・。
海岸線はゴツゴツの岩磯。きっとクリフもそうかな?
柱状節理が見えます。
クリフ近場に車を駐めます。
踏み跡を追って・・・ え~!
絶壁だ。
下りられないことも無さそうですが・・ 何を求める、リスクに見合いません。
この岩礁を眺めるだけで断念ですね・・・
ここまでも結構大変でした。
茂みを抜けたり、小川を渡ったり ・・・所々イノちゃんが鼻先でほじほじしたような跡があるし・・
・・・間違いない。罠が仕掛けてあります。
こう人気がないと昼間から出くわすかもしれないという気が起きます。ガサッと音、石ころとかそんなんですが・・急にコワ~い。
そんな思いしながら来たのに・・・ と引き返していると小川の反対側にしっかりした踏み跡のある道がありました。
右側から下りて来ます。急勾配がはんぱないです。 ”v” の底が小さい垂水になっており、そのちょっと左が垂直の崖道。多分どちらも”魚釣り道” じゃないかな。
スランプ構造は海を向いています。
三点支持で慎重に回り込みます。そうしながらも一人で来る所じゃなかったという後悔に似た気持ちも起こっています。
圧倒的な存在感です。ただ、どこまで干くんだろう、近過ぎて全体像がとらえにくいです。
・・感動的、よかった。 しかしだ、まだ途上。無事帰り着くぞ!
釣り人が見えます。
”早朝からお疲れさん!” 釣り人もこちらに気づいていれば ”魚も釣らんと何しとる。けがすんなよ!” というところかな。
上げ潮だね。
赤い部分が気にかかるところです。
スランプ(スランピング)構造。ここはまだ固まっていない堆積層が海底地すべり等により乱れを生じたもの 。粘土のようにグニャグニャになっています。大地の営み。
釣り人の瀬の向こうに傾いたマストが見えます。沈船です。難所なんだろうね。
白浜と串本の中間、気持ち白浜寄りというあたり。一帯はジオパーク。日本列島ってそのもの付加体*らしいけど、そのエグイ場所。
周参見の西の穿入メアンダーは日置川。
国道からすぐそこ、たいしたことなさそうだけど熱い汗も冷たい汗もたっぷり・・・
急傾斜山道きつい、イノこえ~
感動的だったけど、何の案内もないのがわかる気がします。
*付加体
海洋プレートが海溝で大陸プレートの下に沈み込む際に、海洋プレートの上の堆積物がはぎ取られ、陸側に付加したもの。(wikipedia「付加体」)
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