山陰の大都市鳥取から豊岡、京都方面へは、まず9号線、途中分岐があって178号線と乗り継ぎます。
おおまかに178号に沿って高速道路網が完成、工事中、計画中のようです。
以前、浦富海岸をはじめ海岸線を見ましたが、今回は素通りです。
日本海側というのは高低にかかわらず山脈が直接海に落ち込む地形が見られ、その谷条に集落が発達しているように思えます。
その一つ、余部。 高い鉄橋から強風に煽られた列車が転落することで有名になってしまいました。
エレベーターで空の駅まで上がれるようになっています。ですが、まだオープンしてません。
とぼとぼ坂の小径を登ります。 また、脚が強くなります。
なんでこんな高い鉄橋を・・・?
もちろんできれば避けたいですね。
山陰本線を内陸に迂回させれば鉄橋は回避できる、しかし、その場合、長大なトンネルが必要となる。
そんな、鉄橋かトンネルかという究極の選択だったようですね。
おわ〜!
坂を登ったらたまたま列車通過です。 上下でも2時間2本ペースのなか貴重です。
風光明媚・・・
あの有名列車の起終点にもなっているようです(ウラ面は「起点」)。
どうしても海岸線沿いに線路を敷けないんですね・・・
直下のお寺。 ツタが木に巻いていて一足早い紅葉を見せています。
この鉄橋を含む区間の開通で山陰本線京都〜出雲今市間は全線開通、画期的な時間短縮になったとのことです。(それまでは連絡船併用)
今、利用者の中心であろうお年寄りなんかはこの狭く急な坂を上がる高い駅は使いづらいでしょうね・・・
今そうなのか、昔からそうなのか・・?
道の駅もあって観光地として賑やかです。
この区間で178号を走る車が全て通過する道の駅ですが、高速道が開通すると目的的に来る人だけになるんでしょう。
便利になってお客が増えるのか、置き去りにされるのか・・・ 光か影かですね。