今年は積雪を目にすることがなかった。
タラの木も突然の雪化粧にビックリ‼️
上を見れば頭上たか〜く熊棚が。
キツネのスパイ歩き‼️
そして、しげみの中へ消えていった。
薄足袋ガと漢字、
2年前の大雪には、
格闘⁉️乱闘⁉️いや、全敗で打ちひしがれていたほどだったが。
勝手だけど、少しは降ってほしい。
そんなある日、
奥越に行きました。
真っ白でした。
フワフワでガボガボ(長靴)でした。
タラの木も突然の雪化粧にビックリ‼️
上を見れば頭上たか〜く熊棚が。
それもあちこちの木に
建設されていました。
いわゆる🐻さんのタワーマンション。
さぞかし絶景だろう。
今は空き部屋だけど。
キツネのスパイ歩き‼️
まっすぐだ。
一番最初に歩くの嬉しいね。
そして、しげみの中へ消えていった。
ゴーンのように。
海外までは行かないが。
薄足袋ガと漢字、
当て字で書いてしまった。
卵が産み付けられている!
すごいぜ!
ここにもシカの食痕!シカの前歯は上顎に歯がないそうです。シ、シラなかった❗️
下顎の歯と上顎のかた〜い歯茎で
噛み?切るから葉脈が残ったりして、
未練がましい食べ方。
突き刺さりそうなササを食べる割には、強力な消化力があるのかな。
ところで、アッ‼️
カワセミがこんな山の中に⁉️
マムシグサの実の子どもたちがサンサンゴゴ、サヨナラしていったあとだ。
近くにいらっしゃった方の
後ろに揺れていたかわいいストラップ❗️
思わず写真を撮らせてもらった。
いずれもタネを加工したとか。
⭐️ハンカチの木の実
⭐️タイワンフウの木の実
⭐️チャンチンモドキ⁈の実‥‥ですって❣️
思わず、
目がドッキューンと
引き付けられた次第です。
今年は雪も多くふり、つい最近まで気温も低く、
なかなか、初夏の装いができなかったが、
4月下旬はうって変わって、真夏日近くの気温となり、いきなり、半袖の出番となった。
そして、五月雨、
また、ちょっと肌寒い。
全く、気温に翻弄される身体になってしまった。
寒気避けるため、家の中にあった君子蘭達を外に出し、
いつの間にか主のいなくなった植木鉢などの始末をした。
実は、植木鉢の底には気持ち悪いのが、身を潜めているときがある。
あんに違わずいた!いた!ヌラーッとしたやつ。
身を幾重にも折りたたんでいた。
誰でも寒いときは縮こまる。
棒きれで日向のセメントの上に置く。
ズズズーっと思い切り身を伸ばしたがここは得手ではないと身体の一部を伸ばしたり縮めたりと動き始める。
これが、かの有名な?コウガイヒルかな?
コウガイは生き血吸う口蓋かと思ったが、もしかしてかんざしの笄か。
先の方がそれに似ているのかしらん、それに例えたのか。
やっぱり、だんだん気持ち悪くなってきた。同じ生き物なんだけれど。
人間の方がずっといじわるで気持ち悪い存在だけど。
同人誌に、
わたしの一番好きな物はコウガイヒルと書いていた人がいたので
おったまげ、今日は勇気をふるって直視し写真を撮りました。
なかなか、初夏の装いができなかったが、
4月下旬はうって変わって、真夏日近くの気温となり、いきなり、半袖の出番となった。
そして、五月雨、
また、ちょっと肌寒い。
全く、気温に翻弄される身体になってしまった。
寒気避けるため、家の中にあった君子蘭達を外に出し、
いつの間にか主のいなくなった植木鉢などの始末をした。
実は、植木鉢の底には気持ち悪いのが、身を潜めているときがある。
あんに違わずいた!いた!ヌラーッとしたやつ。
身を幾重にも折りたたんでいた。
誰でも寒いときは縮こまる。
棒きれで日向のセメントの上に置く。
ズズズーっと思い切り身を伸ばしたがここは得手ではないと身体の一部を伸ばしたり縮めたりと動き始める。
これが、かの有名な?コウガイヒルかな?
コウガイは生き血吸う口蓋かと思ったが、もしかしてかんざしの笄か。
先の方がそれに似ているのかしらん、それに例えたのか。
やっぱり、だんだん気持ち悪くなってきた。同じ生き物なんだけれど。
人間の方がずっといじわるで気持ち悪い存在だけど。
同人誌に、
わたしの一番好きな物はコウガイヒルと書いていた人がいたので
おったまげ、今日は勇気をふるって直視し写真を撮りました。
ドクゼリも
トリカブトもあり
過疎の村
そこは、もうすっかり、
カワラハンノキで覆われ、里山風景は様変わりしていた。
広々と見渡せた田畑は、耕作する人を失い、
わがもの顔に生い茂る湿地性の木々に場所を明け渡してしまった。
昔、ここの方が植えたであろうりっぱな柿の木。
根元には、食い散らかした柿があちこちにちらばっていた。
ヘタの形からどうも渋柿だ。
赤いのはだいぶ食べられているが、つられて食ったのか、きみどり色の柿は一口だけかじられて転がっている。さぞ、渋かったろう。
きっと猿だ。
のちほど、のそのそ4本足走行の猿を見つける。
今年の山里行きでは、なにかかにかの動物に出会っている。
夜叉が池 登り口付近で絶滅危惧種何でもござれ食べちゃるぞの子鹿、
刈り安山麓でキュートなうり坊ブラブラ。
武生の山里では交通事故にあったのか2匹のうり坊が身体をカラスに投げ出していた。
夏の白山登山道で
初めて見たのは、きょろきょろちょこまかオコジョ、
鳩ヶ湯付近道路カモシカ、
カラスに焼き入れられていた
カケスの子、
どうする?もう福井の山は動物だらけだ。
むかーし野生の王国という番組でブラウン管とおして見ていたときはワクワクだったけれど、
こうも身近に実物見せられると、福井県が野生の王国そのものだ。
もうテレビで見なくてもいい。
ちょっと裏山へ行けば、命がけで、迫力満点の動物がそこかしこに見られるぞ。
私たちは、いつの間にか、サファリランドの中で暮らしていたのだ。
出でよ!ジョン・ウェインのようなハンター。
ある日、わが家に警察は、クマの被害に遭わないためにとのことでチラシを一枚くれた。頻繁に物音や声を出して歩く→ラッパとか笛とか太鼓必携か。
外出をするときは笛や大声で熊を追い払ってから外へ。→まだ、誰もそんなことしている人見たことがない。
その日見受けられたのは・・・
沢あざみ、ミカエリソウが薮の中に。
しかし、テンニンソウとの区別が難しい。秋丁字、あきぎり、ツリバナ、ミヤマニガナ、イボクサ、ハカタシダ、ホクリクイヌワラビ、イノデ多く、ハコネイノデ(イノデさかげいので)
サイゴクベニシダ特徴はモジャモジャアフロヘアの鱗片
、
イワデンダ、コバノヒノキシダ、
タニヘゴ、ミチノククマワラビ(タニヘゴクマワラビ)トリカブト、毒セリ、
ミズドクサ、みずかやつり?、サンカクイ、カンガレイ、ガマ、ヘラオモダカなど。
なかなか見つけられないという貴重なドクゼリは、見た目、すっくり立ち上がっていて清らかな奈雰囲気だった。気をつけよう。セリと間違わないように。
トリカブトもあり
過疎の村
そこは、もうすっかり、
カワラハンノキで覆われ、里山風景は様変わりしていた。
広々と見渡せた田畑は、耕作する人を失い、
わがもの顔に生い茂る湿地性の木々に場所を明け渡してしまった。
昔、ここの方が植えたであろうりっぱな柿の木。
根元には、食い散らかした柿があちこちにちらばっていた。
ヘタの形からどうも渋柿だ。
赤いのはだいぶ食べられているが、つられて食ったのか、きみどり色の柿は一口だけかじられて転がっている。さぞ、渋かったろう。
きっと猿だ。
のちほど、のそのそ4本足走行の猿を見つける。
今年の山里行きでは、なにかかにかの動物に出会っている。
夜叉が池 登り口付近で絶滅危惧種何でもござれ食べちゃるぞの子鹿、
刈り安山麓でキュートなうり坊ブラブラ。
武生の山里では交通事故にあったのか2匹のうり坊が身体をカラスに投げ出していた。
夏の白山登山道で
初めて見たのは、きょろきょろちょこまかオコジョ、
鳩ヶ湯付近道路カモシカ、
カラスに焼き入れられていた
カケスの子、
どうする?もう福井の山は動物だらけだ。
むかーし野生の王国という番組でブラウン管とおして見ていたときはワクワクだったけれど、
こうも身近に実物見せられると、福井県が野生の王国そのものだ。
もうテレビで見なくてもいい。
ちょっと裏山へ行けば、命がけで、迫力満点の動物がそこかしこに見られるぞ。
私たちは、いつの間にか、サファリランドの中で暮らしていたのだ。
出でよ!ジョン・ウェインのようなハンター。
ある日、わが家に警察は、クマの被害に遭わないためにとのことでチラシを一枚くれた。頻繁に物音や声を出して歩く→ラッパとか笛とか太鼓必携か。
外出をするときは笛や大声で熊を追い払ってから外へ。→まだ、誰もそんなことしている人見たことがない。
その日見受けられたのは・・・
沢あざみ、ミカエリソウが薮の中に。
しかし、テンニンソウとの区別が難しい。秋丁字、あきぎり、ツリバナ、ミヤマニガナ、イボクサ、ハカタシダ、ホクリクイヌワラビ、イノデ多く、ハコネイノデ(イノデさかげいので)
サイゴクベニシダ特徴はモジャモジャアフロヘアの鱗片
、
イワデンダ、コバノヒノキシダ、
タニヘゴ、ミチノククマワラビ(タニヘゴクマワラビ)トリカブト、毒セリ、
ミズドクサ、みずかやつり?、サンカクイ、カンガレイ、ガマ、ヘラオモダカなど。
なかなか見つけられないという貴重なドクゼリは、見た目、すっくり立ち上がっていて清らかな奈雰囲気だった。気をつけよう。セリと間違わないように。
今日は大シダ女、中シダ女、小シダ女でシダ巡り。
場所は、と在るところ。
初めて見るシダにたくさん出会えました。
シダって漢字では羊歯と書くのです。
シダの葉というものは、一体、どこが羊の歯に似ているのでしょう。
新種を発見したことのある、大シダ女史に案内してもらいました。
車を降りて歩き始めると、
いろいろのシダが、のびのびと楽しげに背筋を伸ばして
私たちを手招いていました。
どうしてシダは魅力的で、人を引きつけるのでしょう。
遠い昔、人間は、爬虫類に襲われ続け、
その結果、
長いものに対する恐怖感や嫌悪感が体内奥底の本能に刷り込まれてしまい、
過剰反応してしまうと聞きますが、
反対に、シダはおぞましき爬虫類などに襲われたとき、
その大きな葉陰に隠れさせてくれて助かったという記憶が残っていて、
好ましさを感じるとか、勝手な思いこみ。
ゆっくり、シダを探しながら歩いていると、
道路脇2,3m下の所が、
シダのサンクチュアリのようになっていて、
回りを樹木が取り囲み枝を広げ、
その鬱蒼としたところに、1m位に成長したイノデやリョウメンシダが
我が物顔に繁茂していました。
まるで、そこは、ミニミニジュラシックパーク。
あそこに恐竜たちの模型を置くとそこはまるで恐竜時代。
だけど、なんだかゾクゾク怖くて、
そこに、踏み込んで行く勇気はない。
覗いただけで、パス。日のあたるまわりの道路をウロウロしていたのですが、
大シダ女は姿が見えないと思ったら、
いつのまにか、入
り込んでいて、そこでシダを調べておりました。
尊敬です。
彼女にとって、シダの生息地は、わくわく楽しい遊園地。
シダはウジウジじゅくじゅく、湿度大好き。
ちょっと薄暗いところ大好き。
なにやら得体の知れないもさもさしたところ大好き。
そんなところへ、飛び込んでいけるのです。
私にはその勇気がまだ、無い。躊躇してしまう。
好きだったら、人間はなんだってできるのだ。
ビョンドと、飛び越えられるのだと感心しきり。
ヌリトラノオ
シシラン
オオフジシダ
とても長ーいオオフジシダ
コウヤコケシノブがはえている
ミサキカグマ
シシランこれもシダそして、くるりん芽が出ていた
いわなし花はピンク色、これは実。
幽霊の軍団のようにはえていたきのこ
こうぞだぞ。
本日のいやいや、生まれて初めての極めつけは葉上苔。
福井新聞にもでかでかと2ヶ月ほど前に掲載された。
福井県ではとてもとても珍しいという。
まるで抹茶のふりかけのようだ。
ノコギリシダの葉の上にうっすらとはえている。
環境の変化にとても敏感で、絶滅が心配されているという。
うーん神秘だ。
場所は、と在るところ。
初めて見るシダにたくさん出会えました。
シダって漢字では羊歯と書くのです。
シダの葉というものは、一体、どこが羊の歯に似ているのでしょう。
新種を発見したことのある、大シダ女史に案内してもらいました。
車を降りて歩き始めると、
いろいろのシダが、のびのびと楽しげに背筋を伸ばして
私たちを手招いていました。
どうしてシダは魅力的で、人を引きつけるのでしょう。
遠い昔、人間は、爬虫類に襲われ続け、
その結果、
長いものに対する恐怖感や嫌悪感が体内奥底の本能に刷り込まれてしまい、
過剰反応してしまうと聞きますが、
反対に、シダはおぞましき爬虫類などに襲われたとき、
その大きな葉陰に隠れさせてくれて助かったという記憶が残っていて、
好ましさを感じるとか、勝手な思いこみ。
ゆっくり、シダを探しながら歩いていると、
道路脇2,3m下の所が、
シダのサンクチュアリのようになっていて、
回りを樹木が取り囲み枝を広げ、
その鬱蒼としたところに、1m位に成長したイノデやリョウメンシダが
我が物顔に繁茂していました。
まるで、そこは、ミニミニジュラシックパーク。
あそこに恐竜たちの模型を置くとそこはまるで恐竜時代。
だけど、なんだかゾクゾク怖くて、
そこに、踏み込んで行く勇気はない。
覗いただけで、パス。日のあたるまわりの道路をウロウロしていたのですが、
大シダ女は姿が見えないと思ったら、
いつのまにか、入
り込んでいて、そこでシダを調べておりました。
尊敬です。
彼女にとって、シダの生息地は、わくわく楽しい遊園地。
シダはウジウジじゅくじゅく、湿度大好き。
ちょっと薄暗いところ大好き。
なにやら得体の知れないもさもさしたところ大好き。
そんなところへ、飛び込んでいけるのです。
私にはその勇気がまだ、無い。躊躇してしまう。
好きだったら、人間はなんだってできるのだ。
ビョンドと、飛び越えられるのだと感心しきり。
ヌリトラノオ
シシラン
オオフジシダ
とても長ーいオオフジシダ
コウヤコケシノブがはえている
ミサキカグマ
シシランこれもシダそして、くるりん芽が出ていた
いわなし花はピンク色、これは実。
幽霊の軍団のようにはえていたきのこ
こうぞだぞ。
本日のいやいや、生まれて初めての極めつけは葉上苔。
福井新聞にもでかでかと2ヶ月ほど前に掲載された。
福井県ではとてもとても珍しいという。
まるで抹茶のふりかけのようだ。
ノコギリシダの葉の上にうっすらとはえている。
環境の変化にとても敏感で、絶滅が心配されているという。
うーん神秘だ。
黄砂も一気に流してくれたのか、
日差しがまぶしくてとても明るい日だ。
このお日さまは
待ち望んでいた春を連れてきてくれた。
野や山、畑がキラキラ輝いて見える。
昨日の強風、大雨が嘘のよう。
山靴を取り出し、友と向かう、町を背にして。
野山のフィトチンシャワーを受けに、
さあ、出発だ。
わが家ではストーブもまだ、手放せないが、
山は確実に冬に別れを告げ、春が顔をのぞかせていた。
冬、トド状態だったので
久方の、のけぞりそうな急登に、
あえぎつつ、ヒーコラ、ハーコラ、やっとのことで足を上げて登っていったが、
エンレイソウや
オウレン
などが顔を見せてくれたので、疲れもなんとか癒される。
ヒロハノアマナの可憐な五弁の花びらに出会った時には、
鬱屈とした冬籠りの重い気分も粉々に飛散していくほどの喜びであった。
輝く日差しに呼応するように、うつむき加減に開花していた。
春の日差しと大地から芽吹き開いた花の命の
静謐な中で訪れたひとときのきらめき。
今日ここで、出会えて、その大地を目覚めさせる自然の力に、
私の命も、波動が伝わったのか、
なんだか、思わず、こうべを垂れ、ありがとうと叫んでしまいました。
かたくりの花は、もう少し、日輪を重ねて、
お楽しみは、また明日という感じだったが、
キンキマメザクラもちょうど満開で、
私はこの桜で、今年の花見は、満足、一件落着です。
下界の植樹に続く植樹のお歴々に手植なる人為的さくらは、少し苦手。
自然に生えていた植生を切り倒し、造成して記念に桜植樹となるともっと苦手だ。
お勉強もできたのだ。
植物の先生がおられたので、スゲの種類や、
日本海側にはヒメアオキがあり雄花
と
雌花
があること。
ダンコウバイの花も
見られて、今日は心の引き出しにステキな物をいろいろいっぱい入れることができた。
チューリップの花の絵のようなかわいい葉っぱの
ダンコウバイって、
クロモジと同じクスノキ科だから、
いいにおいがするんだけれど、
やっぱり、花もよく似ている。
雑談でお聞きしたこと。
座禅草だが、水芭蕉よりは身近ではないので、
見つけると珍しくて嬉しいですよねと言うと、
なんと、先生は顔をしかめて、“スカンクキャベジ”と吐き捨て?られた。
英名ではスカンクキャベツというほど、嫌な匂いがするとか。
知らなかった。
今度見つけられたら一度、鼻も近づけられたし。座禅草と名付ける日本とスカンクと名付ける英語圏の国と、その差はなんだろうあ?
日差しがまぶしくてとても明るい日だ。
このお日さまは
待ち望んでいた春を連れてきてくれた。
野や山、畑がキラキラ輝いて見える。
昨日の強風、大雨が嘘のよう。
山靴を取り出し、友と向かう、町を背にして。
野山のフィトチンシャワーを受けに、
さあ、出発だ。
わが家ではストーブもまだ、手放せないが、
山は確実に冬に別れを告げ、春が顔をのぞかせていた。
冬、トド状態だったので
久方の、のけぞりそうな急登に、
あえぎつつ、ヒーコラ、ハーコラ、やっとのことで足を上げて登っていったが、
エンレイソウや
オウレン
などが顔を見せてくれたので、疲れもなんとか癒される。
ヒロハノアマナの可憐な五弁の花びらに出会った時には、
鬱屈とした冬籠りの重い気分も粉々に飛散していくほどの喜びであった。
輝く日差しに呼応するように、うつむき加減に開花していた。
春の日差しと大地から芽吹き開いた花の命の
静謐な中で訪れたひとときのきらめき。
今日ここで、出会えて、その大地を目覚めさせる自然の力に、
私の命も、波動が伝わったのか、
なんだか、思わず、こうべを垂れ、ありがとうと叫んでしまいました。
かたくりの花は、もう少し、日輪を重ねて、
お楽しみは、また明日という感じだったが、
キンキマメザクラもちょうど満開で、
私はこの桜で、今年の花見は、満足、一件落着です。
下界の植樹に続く植樹のお歴々に手植なる人為的さくらは、少し苦手。
自然に生えていた植生を切り倒し、造成して記念に桜植樹となるともっと苦手だ。
お勉強もできたのだ。
植物の先生がおられたので、スゲの種類や、
日本海側にはヒメアオキがあり雄花
と
雌花
があること。
ダンコウバイの花も
見られて、今日は心の引き出しにステキな物をいろいろいっぱい入れることができた。
チューリップの花の絵のようなかわいい葉っぱの
ダンコウバイって、
クロモジと同じクスノキ科だから、
いいにおいがするんだけれど、
やっぱり、花もよく似ている。
雑談でお聞きしたこと。
座禅草だが、水芭蕉よりは身近ではないので、
見つけると珍しくて嬉しいですよねと言うと、
なんと、先生は顔をしかめて、“スカンクキャベジ”と吐き捨て?られた。
英名ではスカンクキャベツというほど、嫌な匂いがするとか。
知らなかった。
今度見つけられたら一度、鼻も近づけられたし。座禅草と名付ける日本とスカンクと名付ける英語圏の国と、その差はなんだろうあ?
今冬は時々ドッカと雪が降ったものだから、
わが家の回りにも、まだ雪の山があちこちに居座っている。
それでも、窓を通して差し込む昨日や今日の日の光は、
一段と春めいてキラキラ輝いてきた。
その陽光にさそわれ、
ふらふらと吸い付けられるように植物園に出かけてしまった。
園内の脇道はまだ雪で覆われていたけれど、
主な道は除雪してあり、のんびり20分ほどで一巡できた。
常緑樹以外はしっかり冬芽を固く閉ざしている中に、
なんと気の早い、マンサクさんが、
脱水かけたシャツのように
シワシワの花びらをよじらせて咲いていた。
糸くずが着いたような花だが、寒々した木々の中にあっては、
なんだかほっこりするぬくもりを放っている。
その後、車で10分ほど移動、隣市の冬水たんぼに向かう。
コハクチョウご一行が今、滞在中である。
田んぼに何羽もクックルクウッと鳴きながら餌をついばんでいたり、
大きな翼を羽ばたかせ群れて飛び立ち旋回していたり、
こんなにたくさん間近に見ることが出来、なんと素晴らしいことか。
白鳥の湖ならぬ白鳥の田んぼだ。
これでは、チャイコフスキーは楽曲できなかったろう。
子供がアヒルだと言っていたが、泥田んぼではアヒルっぽい動きだ。
白色レグホン?の鶏にも見えたりして、優雅な感じはあまりないけれど。
しかし、群れて飛び立つときの、
空気を捉える真白の翼の力強い羽ばたきといったら、
ダイナミックにこちらにも羽音が響いてきて、この臨場感に気分が高揚してしまう。
真夏に白鳥にあおってもらったらさぞかし涼しかろとも思えたが。
何度も飛びあがったり回りながら着地したりしているものだから
友達は察した。北帰行の練習をしているのでは?なるほど。
ふと、昔、見たお堀の深緑の水面に浮かんでいた翼を切ってあるらしい白鳥を
思い出してしまった。
どうして、そこにいるのかわからない真ガンも一羽。
紛れ込んで、気にせず同化していた。
わが家の回りにも、まだ雪の山があちこちに居座っている。
それでも、窓を通して差し込む昨日や今日の日の光は、
一段と春めいてキラキラ輝いてきた。
その陽光にさそわれ、
ふらふらと吸い付けられるように植物園に出かけてしまった。
園内の脇道はまだ雪で覆われていたけれど、
主な道は除雪してあり、のんびり20分ほどで一巡できた。
常緑樹以外はしっかり冬芽を固く閉ざしている中に、
なんと気の早い、マンサクさんが、
脱水かけたシャツのように
シワシワの花びらをよじらせて咲いていた。
糸くずが着いたような花だが、寒々した木々の中にあっては、
なんだかほっこりするぬくもりを放っている。
その後、車で10分ほど移動、隣市の冬水たんぼに向かう。
コハクチョウご一行が今、滞在中である。
田んぼに何羽もクックルクウッと鳴きながら餌をついばんでいたり、
大きな翼を羽ばたかせ群れて飛び立ち旋回していたり、
こんなにたくさん間近に見ることが出来、なんと素晴らしいことか。
白鳥の湖ならぬ白鳥の田んぼだ。
これでは、チャイコフスキーは楽曲できなかったろう。
子供がアヒルだと言っていたが、泥田んぼではアヒルっぽい動きだ。
白色レグホン?の鶏にも見えたりして、優雅な感じはあまりないけれど。
しかし、群れて飛び立つときの、
空気を捉える真白の翼の力強い羽ばたきといったら、
ダイナミックにこちらにも羽音が響いてきて、この臨場感に気分が高揚してしまう。
真夏に白鳥にあおってもらったらさぞかし涼しかろとも思えたが。
何度も飛びあがったり回りながら着地したりしているものだから
友達は察した。北帰行の練習をしているのでは?なるほど。
ふと、昔、見たお堀の深緑の水面に浮かんでいた翼を切ってあるらしい白鳥を
思い出してしまった。
どうして、そこにいるのかわからない真ガンも一羽。
紛れ込んで、気にせず同化していた。