goo blog サービス終了のお知らせ 

みどりきみどり空色

草花とそれにまつわるetc.

夏休みは終わっても・・・

2008-08-31 19:51:18 | Weblog
わが家の雑草たちは、最後の一花を咲かせるために、折からの雨で潤い、光合成を盛んに頑張っている。酸素ありがとう。となればいいのだけれど、クシュン。一応家のまわりくらいはクリアにしておかねばならないのだ。また、明日からあなた方のテリトリ侵しにいきまっす。でも大丈夫です。私、微力だから。
ところで、ブンブブンブやや大きめの羽音、見上げればなんと、スズメバチだ!その向こうの、軒先に見える濃い影のような物はなんだ?なんだ?あれはなんとスズメバチの巣だ直径25㎝位の立派なコンストラクション。よくもまあ。何も知らずに、夏中、あっちこっち飛び回っていたこのキリギリスをあざ笑うかのように見事に造ってくれたものだ。アリの親類のアサシン君。人間世界など気にせずに彼ら彼女らは働き続けています。冬と未来に向けて

オバマ★CITY

2008-08-27 21:31:59 | Weblog
いつのまにか、小浜市はオバマシティになってしまっていた。若狭高校の由緒ありそうな漆喰の門構えを横目に見つつ、その角のショッピングセンターで見つけたお菓子屋さんのネーミングがとってもガハハだった。焦げ茶のこうばしそうなロールケーキ、ちょっとあれはふとっちょだと思うが、オバマロール!中のクリームは黄色で何かしらと眼を横にやるとチラシにはクリキントンのキだけミニ文字大笑いだった。オバマはここでもクリントンを丸め込んでしまっていた。そしてマーケットではオバマ饅頭なるものまで売っている。焼き印がハイカラでまんじゅうの白に映えてー映えてーいないっ!と、ごくありふれた街角マーケットで見つけたノリノリお菓子でした。そして、名物水まんじゅうは時間が経ちすぎたかちょっと水っぽかった。残念。

ゲボ☆ガビ★オエッー

2008-08-26 21:55:18 | Weblog
 8月25日月曜日、朝、
 私はK氏にいただいたキュウリで作ったQちゃんをむしゃむしゃ食べた。
当然の報いとしてのどが渇く。そして、健康講座で聞いた水分を多めにとってドロドロ血さようならの言葉も浮かび、勤務先に着いてしばらくしてから、クーラーポットに突撃し、入っているお茶を飲む。
 喉奥をしっかり空けて干天に慈雨のごとく胃袋へ直行させる。一口で50CCは入ったと思う。刹那感じる味覚。なまぬるく腐敗した味。冷たき麦茶とはあさってほどの違い。やられた!腐ってる。賞味期限切れたの結構食べているから大丈夫か。いやいや、朝食の時、水分摂ったから胃酸は薄まっているし困ったことだ。食あたりの時はヴベボジだべだら?という声を聞いた頃には胃がむかむかしてきた。我が存在の深淵から直撃テポドンは打ち上げられた。猛烈な吐き気!トイレ特急便(ベンではないビン)。今日身につけてきた花柄のひらひら薄手のフレアーフェミニンスカートたくし上げ便器にかがみ込み潰されたカエルのごとくグゥエッと吐く。噴出の方が似つかわしい。存在に対する?激しい嘔吐は飛び散り便器を超えてまき散らされてしまった。「朝食のにおいなつかし便器に思わずじっと涙する。」体中の汗腺が開いたように汗をしたたらせて苦悶する。そのまもなく、飛び散った汚れを掃除する。アヘアヘなりながら。間欠泉のようにぶり返す吐き気、しばらく治まって休んでいる頃K・Hさんが訳を知り、背中をあたたかくさすってくれる。肩、首まで(吐く時は背中肩首をしずかにゆっくり指圧するといいんですね。実感でした。)、私は彼女が観音様か天使に見えました。とっても安らぎをもたらした本当の手当。心がありがたさにふるえました。思わず拝んでしまいました。その後、近くの病院で治療を受けたのですが、その時にも、W・Sさんありがとう。付き添ってくれ何かと手配し病院の方に窮状を伝えてくれたり、また、ずっと待っていてくれて。わたし本当に嬉しかったです。優しさをこんなにいっぱいいただいて。ちなみのお茶はどうも先週の金曜の朝入れたそのままだったのを飲んだらしい。この暑さの中・・・・・。
わたしもやさしさを誰かにプレゼントできるといいなあ。
 

めだか

2008-08-24 21:44:40 | Weblog
わが家の住人になって2ヶ月あまり。毎日一方通行の会話をするのだが、ヒメダカおっかあの様子がおかしい。おしりからモヤモヤを噴出している。もしかしてカビ病?。少しづつ水の入れ替えはしているのだが、水槽の汚れのせいでカビが出たのかもしれぬ。そう、今日は日曜日。思い切って、水槽掃除をはじめる。メダカすくいを無料で行う。メダカも必死だ。ねらいを定めてすくおうとするが、なかなかつかまらずこの鋭い追っ手を回繰り抜ける強者メダカがいたりしてけっこう往生する。ようやくすべて移し替え、きれいにしたあと、めだかをもどしてやる。緑の藻が発生してどんよりしていた水面がクリアになりメダカも泳ぎがとぎすまされてくっきり簡素に美しい。そして、おっかあは?。径1ミリ位のひかり輝くツブツブ卵がネックレスに連なる真珠のごとくおしりからぶら下がっているではないか。大発見!めだかの出産だ。カビではなく卵だったのだ。人生長く生きているといろいろなものを見させていただく。はじめて見て感激です。かくなる上は餌をしっかりあげて共食いせぬよう子めちゃんを見るべく加油。

マイヅルソウは実を結んでいた

2008-08-21 20:14:04 | Weblog
 家のまわりは、まだ、熱波が漂っています。一体いつになったら、さわやかな風は心地よく我が胸に届くのかしらとあきらめ気味の日々に、一本の電話がかかって山へ登らないかと。1日空いていたので同行させていただく。山は時折寒いくらいの風が吹き、思わずこの寒ささえ堪能する。山は頂上に行くに従って、表土がなくなりむきだしの岩や石だらけ、生き物を寄せ付けない荒涼とした風景。その人里遠く離れ、隔絶した広大な山容が、普段なかなか見ることができないので感嘆の声がこぼれるほど心奪われ、とても魅力的であります。
 岩場の隙間に身を潜め命をとどめている植物や登山道脇をすみかとしている植物たちは来たる酷寒に向けてそろそろ店じまいを始めかけています。実を結び、子ども達に次世代に託すべく輝くように結実させて、我が身は勢いをおとしはじめている。春から夏と盛んなる頃を見続けた私にとって、人生の秋をも重ね、しみじみとした思いにとらわれる。一葉一葉、つぶらな実、リンドウの澄みきった青一瞬一瞬の出会いはまさしく一期一会であった。

みどりきみどり空色を山で見つける

2008-08-12 22:29:28 | Weblog
車で1時間ほどの山へ行く。低山なので立っているだけで汗がダラダラ流れる。
木陰がとても心地よい。軟弱登山隊はみどりきみどり空色を楽しむことを第一義とするのでダラダラ汗のごとくだらだらみどり見つつ登る。
アクシバがルビーの実をあちこちに付けていてみどりとの対比がきわだって美しい。ツンとお高く背筋を伸ばした蘭系の花を見つける。ミヤマウズラかシュスランかもめる。多分ミヤマウズラか。

ぎんりょうそう

2008-08-12 09:13:39 | Weblog
 今日は植物観察会で見つけた植物の同定と標本作り。しっかり保存されていたからか標本はどれも見つけたときの感動をつたえている。
 台紙に“磔の刑だ!”とばかり、指導に従いつつ貼っていくのだが、どれも美しいのだ。そのものが自然な姿で固定されていて見事だ。額に入れて飾れば立派なコレクション。
 ところが、銀竜草です。別名ユウレイタケともいわれるが、緑生き生きしている中に湿っぽい裏寂れた木陰で青白くひかっているうらめしそうな様は一度見たら忘れられないほど。昔の栄華、今いずこ?もはや、この身すら危うい。明日にはさようならというような弱々しいふぜいなのだが、蕾状のところなど、あにはからんや、コリコリしていて固く、銀竜草の心意気を感じるのです。が、やっぱり駄目でした。輝くような白が一転、折りたたまれた新聞紙から出てきたのはひしゃげた真っ黒な銀ちゃんでした。
 おのれ、わらわをかくも易々とむしり取ったな!この無念、末代まで呪ってくれる。わらわは怒り骨髄?まで煮えくりかえったわとばかり真っ黒焦げのぺらぺらでした。

人生は回り舞台

2008-08-11 21:14:25 | Weblog
長年生きてきて、はた、と気がつくことがある。ある日突然、巡り合わせで、出会った人が、まなざし遠く、思い起こせば、確か、高校の頃にちょっと憧れていた人であったり、今、興味を持っている植物観察のことや、図鑑に首っ引きになったりすることって確か、その昔、小学生の頃植物図鑑買ってもらって喜んでいたっけなどと、気がつき、人生って戻ることのない道を進んでいくのだけれど、それは一直線に進む道ではなく、迷路のような込み入った道をまどいつつ進む間に昔の道にも交差することがあるみたいで、何か不思議な気持ちにとりつかれ、自分を問い直すきっかけにもなったりするのです。
ところで、わが家には、一月ほど前からメダカが睡蓮鉢にすーいすい。ホテイアオイの根元などで遊んだり、追いかけごっこしたりしていています。なあんにも考えずメだけでメダカを追っていると、私のストレス温度計がぐんぐん下がってくるのです。今日などはアマガエルが鉢の縁に座っていたりして絶妙の風景。見飽きないのです。が、しかし、きをつけてくれ。家近辺に言うもおぞましいへびがいるのです。
絹糸切れのようだった小メダカも今ではすっかり大きくなり、けっこう大きな睡蓮鉢が狭く感じていたところ、分家先が見つかり、明日はお輿入れです。

ギャッー

2008-08-09 20:23:25 | Weblog
暑さにも負けず汗水垂らして雑草取りをしていた。と、突然、マムシか!ヤマカガシか!あっあっやられるー。恐怖に飛び退いてしまった。しかし動かぬ。おかしい。この暑さで何かにやられた蛇の断片か。おそるおそる近づいて棒で突っついてみた。なんと巨大芋虫だあ!心落ち着けて今度は好奇心に支配されたまなこで、じっと見てみる。親指大の太さで長さは10センチ位の蛾か蝶の芋虫だ。暗茶色のの地肌に所々に黒色の紋様があり私を含めあなたを見た生き物は全て毒蛇を想像するに違いない。どうみてもぞっとする。見れば見るほどそれほど大きくないのだが、恐怖のオーラは際だっている。役者だ。大きく見えるのだ。いわゆる擬態だろうか。デジカメでとればよかったが、ほとんどさわやかな高山植物満載我がカメラコレクションの中に敢えて、それを付け加える気がしなかった。