もう一月くらい前のお話ですが、こちらは南陽と言う桜桃の幼木です。ホームセンターでまだ売られていたんですよね。そして、意外と安かった。
果樹の幼木は、お店によって考え方は様々なのでしょうが、値引きしてあるところもあれば、全く動じないところも・・・
基本的にお値段を下げると言うところはない様なのですが、品種によってはお値段にかなりの差があります。南陽は生食としてスーパーに並ぶことはない様なので、即買いしました。と言っても、酒をいっとき控えようかとか悩みはするんですよ。
で、南陽は2本になりました。今年は紅さやかを3本に増やしましたし、高砂、ナポレオンも買い足しています。佐藤錦など有名どころは5〜6本と数量も多少多く入手してはいるのですが、やはり希少種に関心を寄せてしまうのは、出荷云々を夢見るよりもマニアックだからでしょうか。
黄色いさくらんぼの正式名称月山錦も、もう少し欲しいかな。
希少種はなぜ希少種かと言うと、収穫収量が少なく商売としての旨味が少なかったり、収穫時期が極端に短かったり、色々理由がある様です。
あまり市場に出回らない品種を食べてみたいとかの動機があってのことなのですが、食べると主治医にはすぐわかる様で、お小言を頂戴します。
でも、こんなに品種があるのを知ったのは佐渡に来てからのことでびっくりしているのですが、生産農家さんは本当にいいお仕事をされていると思います。
JAの直売所に出ていたナポレオン。晩成種ですが受粉に必要なため不可欠の品種ですが、一般的に生食での人気は今ひとつで、加工用に回されるのが本土では普通です。
でも、佐渡産のナポレオン。でっかかったぁ〜
まぁ、佐渡に加工の工場があると聞いたことはないので、丹精込めて大きくして生食で食べてもらおうと言う、農家さんの戦略なのかもしれません。しかも、直売所は安い!
我が音紡戯農園で唯一実を付けていないさおりという品種。来年は結実するかなぁ。
支離滅裂でしたが、さくらんぼへの思いをぶちまけて見ました。