おやじのボソッとひとりごと。

タイトルが検索にかかってこないので、変更することにしました。コメントや突込みもないので、これってひとりごとかな?と。

ご本家

2024年03月25日 | 旅行


母方のルーツ、ご先祖様は

どうやら平家の重鎮らしい

ということが分かったのが、

父が亡くなって、

父方のルーツを調べようとしても、

あまりに難しく、

では、母のほうは?

という理由で調べたのだが、

それは、ほぼなんの徒労もなく見つかった。

ウイキペディアに出ていたからである。

母方の苗字は、レアなのだ。

しかも、限られた地域に限定されて

その苗字を名乗っておられる。

母のすぐ上の兄は、

その昔郵便局で保険の外交員をしており、

あちこち転勤した人であるが、

珍しい名字ゆえに、

同じ名字の家を訪ねると、

「親戚ですね。」と度々言われたと、話してくれたことがある。

閑話休題。

ルーツが分かれば、

そこを訪ねたい、

と思うのは、想像に難くないであろう?

ずっと前からそう思ってきたが、

きのう、湯西川温泉(ゆにしかわおんせんと読む)に一泊し、

その、平家の、直系の子孫であるかたをお尋ねした。

それが、写真の宿だ。

社長さん、名を「伴」さんとおっしゃる。

伴は、にんべんに平を変形させた字を書く。

平家の人、という意味である。

社長さんに、面会ができないか?

と旅館の従業員さんにお願いしたら、

あってくれる!という、色よい返事をいただき、

中に通されると、

しばしお待ちくださいと、コーヒーを出していただいて、

しばし緊張して待たせていただいた。

従業員の方から話を聞いていた社長さん、

最初は、ようこそ、という感じではないように思えたが、

スマホの2枚の写真を見ていただき、

「間違いないですね。」とおっしゃり

それからご本家のこれまで歴史等を話してくださいました。

母方の先祖は、ほぼ平地に住み、

田地田畑のあるところにいたようなので、

暮らしはそれほど厳しくはなかったのであろうか?

と思われるが、

ご本家がお住まいの地域は、

山また山、

ほぼ、秘境といえる地域で、

ご苦労なさったのであろう・・・

そういうところで息をひそめて今の世まで子々孫々、

血筋を絶やさず生きてこられたのだ、

そういう信念、情熱があったればこそ、

分家の私たちも、

今日続いているのだ。

ありがたい。

今度は、いつ訪ねようか?

6月には「平家祭り」があるそうな。

その時期に訪ねたいと思った。
コメント
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