ゆっくりのんびりお裁縫をしています。
夫のスーツスラックスのお直しで、スラックス裏の補修のため、初めてタフタを使うことになりました(詳しくはこちら)。緊張しましたが、印付けにクロバーさんの三角チャコを試し使いする機会にもなり(詳しくはこちら)、貴重な経験になりました。
初めに使われていた裏地(以後、旧裏地)と、新しく使う裏地(以後、新裏地)に、それぞれ描いてみました。
まずは旧裏地に、クロバーさん三角チャコと平和チャコ(白)です。
どちらも見易いです。愛用のブラシで消してみます。
大差なしです。
旧裏地は、場所によって生地の加減が違うので、念のため別の箇所でも試してみます。
今度は線全体を消してみました。
待ち針で、消した線の跡を示します。クロバーさんの三角チャコの方がよく消えているように思います。
無理とは思うのですが、一応、金天馬ローヤルチョーク(黄)も使ってみます。
描く時は本当に滑らかです。色の違いでしょうか、私には見にくいです。消してみます。
クロバーさんの三角チャコは割と消えました。ローヤルチョークは、もともとが見にくかったので、直上の画像では消えているように見えますが、肉眼では変化なしという感じでした。
一応、ソーライン布用シャープペンシル(ピンク)も使ってみます。クロバーさんの三角チャコと平和チャコを交えての比較です。ソーラインに合わせて、平和チャコはピンクにしてみました。
ソーラインも見にくいです。何より、描く時少々生地がツレました。ピンクでも平和チャコははっきり見えます。アラフィフにはありがたいですわ~
で、消してみます。
クロバーさんの三角チャコも平和チャコも、安定の消え加減です。ソーラインは、水で濡らした生地で拭きとることになっていますので、そのようにしました。元が見えにくいので、私には消えたという感じはありませんでした。
では、新裏地に行きましょう!
まずはこの流れで、クロバーさんの三角チャコ、ソーライン(ピンク)、平和チャコ(ピンク)です。
新裏地は、色のせいで、白が少々見にくいです。画像にするとテキメンですね。肉眼ではちょっと頑張れば見えました。
で、消してみます。クロバーさんの三角チャコと平和チャコは愛用のブラシで、ソーラインは水で濡らしたガーゼで拭きました。
どれもそれなりに消えました。しかし、水拭きしたところが…
乾いていないからかもしれませんので、随分放置した後にもう一度撮影しました。
かつて、チャコで線を引いた場所は、肉眼では判別可能でしたので、かつて縦に引いた線の始点に待ち針を置きました。左から、クロバーさんの三角チャコ、ソーライン(ピンク)、平和チャコ(ピンク)です。
線の消え具合は問題ないのですが、この濡れ痕は嫌ですね~
水で全体を洗えば、もしかしたら何とかなるのかもしれませんが、今回はこの後、ドライクリーニングに出すので、水の痕だったとしても、これは嫌です。
おまけに、水拭きするとき、気を付けたのですが、それでも生地に負担がかかりました。この行為そのものを避けたいなと思いました。
平和チャコの色違いで比較します。
お若い方はへっちゃらかもしれませんが、私にはこの白線は、見にくい…
で、消してみました。待ち針で、その線痕を示しました。
ピンクも白と同じように消えています。それならば、見易いピンクで行きたいです!
ということで、実際のお直しも、クロバーさんの三角チャコをメインに、色の都合でピンクを使いたい時は平和チャコ(ピンク)を使いました。
それならば、全部平和チャコ(ピンク)で描けばいいじゃないか!と思われたかもしれません。
画像には映らなかったのですが、平和チャコは、微妙にその周囲に粉が飛びました。作業には何も問題はないですし、裏地ですので、それで大きなトラブルにはなりません。作業をすればするほど落ちていきますので、更に目視では分からなくなると思います。
それでも、もし少し残るならば、ピンクは避けたかったので、基本的にはクロバーさんの三角チャコを使い、白色ではどうしても見えない!という必要時だけ、平和チャコ(ピンク)を使うことにしました。
いろいろ違いはあるにしても、固形チャコって、使いやすいものだったのですね~