東京高検の黒川検事長の定年延長~検察庁法改正にいたる茶番劇のシナリオが、黒川検事長の賭けマージャンにより崩れてしまった。今度は、この問題が大事にならないように速やかに収拾するための茶番劇が始まった。そして、こともあろうに調査も十分しないまま、検察官に対する処分のプロセスを踏まずに、政府は黒川検事長に対して何故か迅速に「訓告」という軽い処分を下した。東京高検の検事長が賭けマージャンをしていたというだけでも大問題、しかも3年間も続けられており賭博罪にも問われるはず。且つ新型コロナの緊急事態宣言中に実施していたということも含めて考えると、検察に対する国民の信頼を大きく揺るがすものであり、その影響は計り知れず、「訓告」というような処分で良いはずがない。どこまで国民を馬鹿にするのか、腹立たしい限りです。
(自宅近くで撮影)