歯科医師会の調査によりますと、平成16年度の歯科医院一軒あたりの
一日の平均患者数13.5人だそうです。
平成6年が、25.9人とのことですから、10年間で10人以上減っています。
もちろん、あくまでも平均値ですから、それより多い歯科医院も、
あるでしょうが、全国的に患者数が、減少しつづけているようです。
10人を切るのも、時間の問題なのかもしれません。
それぐらいの人数なら、一人一人を、丁寧に治療することができます。
しかしながら、今の保険の治療費で、一日10人程度の患者数では、
経営的には、かなり厳しいものがあります。
本当は、それぐらいの人数でも十分やっていけるだけの
治療費ならいいのですが、
残念ながら、数を頼みとしないと、経営が、成り立っていきません。
一体、この先、どうなってしまうのでしょうか?
やはり、保険を中心とするなら、数を、こなすしかありません。
それが嫌なら、自由診療に活路を見出すしかありません。
それが、現実なのです。