最近、当院の待合室の海水魚水槽で
非常に珍しい光景を、目にすることができます。
サンゴ砂の小穴から、チョコンと顔をだす
黄色いかわいいハゼ(ギンガハゼ)、そして、
よく見ると、その穴の中から、小さなエビ(テッポウエビ)
が、出入りして砂を、運びだしています。
実は、この二匹は共生関係にあり、共に
協力しあって、穴の中で一緒に暮らしているのです。
ハゼは、外敵の警備を担当、テッポウエビは、
巣穴の拡張と修理を担当しています。
来院時に、運が良ければ、この二匹の
ほほえましい姿を、見ることができます。