
患者さん一人一人に対する細かい
心配りが大事だと言われます。
その一方で、治療用イスや従業員を
どんどん増やして、患者さんをより
沢山診なさいと言われます。

規模を広げれば広げるほど、細かい
配慮など、できなくなってきます。
膨らんでいく人件費を、まかなうために
目の色も変わってきます。
患者さん一人一人に、目が届きにくくなります。
院長の指示が、伝言ゲームのように
正確に伝わりにくくなります。

規模は、あまり大きくしないほうが、得策のような気がします。
結局、セミナーの講師さんが言いたいことは、
患者を増やせ!収入を増やせ!
そのために、患者さん一人一人に気くばりを
しているっぽい歯科医院を目指しなさい、
ということのようです。