今日は、日曜日ですが、朝早く起きて、
「硫黄島からの手紙」を観に行きました。
圧倒的多数の物量と兵力を誇る
米軍に対し、孤立無援の日本軍は、
絶望的な戦いをいどみ、
最後まで、米軍を苦しめ、
彼らをして、太平洋戦争最大の激戦と、
言わしめます。
とても、アメリカ人が、作ったとは思えない、内容で、
クリント・イーストウッド監督の力量に感服しました。
しかし、観終わった後、なんとも言えない
むなしさと、悲しさが、こみ上げてきて、
重苦しい気分で、劇場を後にしました。
何故、罪もない多数の人々が、
死ななければならなかったのでしょうか?
彼らの死は、無駄死にで、
無意味なものだったのしょうか?
あれから60年以上経った今、
日本にとっては、戦争は過去のものになりましたが、
アメリカは、いまだに戦争を続けています。
それが、答えのような気がするのです。