大分県別府市おたべ歯科(歯科 訪問歯科)副院長談

大分県別府市おたべ歯科副院長が本音で語ります。

週間「東洋経済」の歯科記事は、真実です。

2007-04-25 23:44:42 | インポート
 週間「東洋経済」の歯科に関する記事は、
歯科の厳しい現状を、正しく、ありのままに
よく書いています。
それを見ると、バリバリバリューに出演するような
歯科医は、非常に特異な例であることが、
分かります。
大半の歯科医は、苦しい経営状態の中、
プライドと使命感だけで、頑張っているのです。

 その原因は、とにかく歯科医院の数が、
多いこと、全国の歯科医院の数は、67441、
そしてコンビニの数は、40616、
コンビニより遥かに多い・・・
 そして、毎年、約1400人ぐらい、歯科医が、
増加して、やがて、そのほとんどが、開業すること、
 そして、保険診療の単価が非常に低いこと、
などがあげられています。

 う~ん、これって、私がブログに何度も
書いてきたことですね。
ようやく、一般マスコミに認知されたのか・・・
という感じです。

 じゃあ、どうして、私は、歯科医を、
続けているかというと、
歯科医という仕事が、好きだからです。
それが、続けられるように、頑張ります。
厳しさも試練だと思って・・・

 記事の終わりの部分が、非常に印象的だったので、
そのまま引用させていただきます。
「高い学費を投じて息子を歯科大に入れ、自身も高級外車を乗り回し、
ぜいたく三昧。
世間が、「歯医者さん」に抱くイメージは長らくこのようなものだった。
しかし、これは、ごく一部にすぎない。
多くの歯科医は過当競争にあえいでいる。
そして、歯科の現実は、医科診療所の将来の姿を映し出している
ように見える。」