コムスンをめぐる騒動は、まだまだ収まりそうもありません。
系列の別会社に譲渡で、幕を引くつもりだったようですが、
世間の反発が、あまりにも強く、一旦は「問題ない」と、
言っていた厚労省も、「譲渡を断念するように」と、
言い出しました。
ようやく記者会見が、行われましたが、
コムスンの社長が辞任、コムスンが属するグットウィルグループ
の折口会長は、留任ということになりました。
あまり儲からないはずの介護ビジネスで、巨万の富を築いた
折口会長は、自家用ジェット機に乗り、自宅は、
プールは、もちろんのこと、フットサルコートやボウリング場まで
ある豪邸だそうです。
一方、コムスンで働いているヘルパーさんたちは、重労働のわりに、
給料は安く、過労で体を壊す人も、多かったとか・・・
介護ビジネスというものは、ボランティア精神が伴わないと
続かないし、大企業が全国展開するほど、儲かるもので
はないと思うのですが・・・
コムスンは、様々な手段を使って、莫大な利益を上げました。
しかし、結果的には、それが、自らを破滅に向かわせたわけです。
ところで、記者会見に現れた会長の髪形、かなり変でしたね。
なんだか、落ち武者みたいでした。