スーパードクターというと、人間離れした神業で、
他の医者が皆さじを投げるような超難関の
手術を、やってのけるような素晴らしい医者のことを、
言うようです。
しかし、歯科の世界では、あまりこういう先生は、
聞いたことがありません。
強いて言うなら、歯科のスーパーデンティストとは、
経営的に大成功して、手広くやってる先生や、
歯科専門誌に、頻繁に登場している先生、
そして、全国津々浦々で、頻繁にセミナーを開催している
顔の売れた先生のことを言うようです。
私的には、スーパーデンティストとは、様々な状況の変化に
強い歯科医だと思うのです。
チーム医療の名のもとに、分業制がさらに細かく進み、
非常に多くのスタッフを抱えないと、まともに診療が
できなくなっている昨今ですが、
歯車が多いほど、故障は、多くなり、
逆に少なくシンプルな機械は、故障が少ない
ことを考えると、
やはり、その状況に応じて、
最悪の場合でも、一人でも、うろたえずに、
黙々と診療を、つづけられる歯科医は、
強いと思うのです。
どんな時代になっても、生きていけます。
先行きが不透明と言うよりも、明らかに暗い歯科業界、
目指すなら、どんな環境になっても生き残れる
スーパーデンテイストです。