おはようございます。
誰でも欲しいものが見つかった
時は嬉しいものですが、歯科の
場合、材料屋さんに「こんなのが
欲しいのだけど、ないかなー?」
と聞くと「ありません」という
ことが多く、さらに海外まで
探しても自分が思うものが
見つからないことが多々ありま
した。
結局、「ないものねだり」に
なってしまい、「仕方がないので
自分で考えて作るしかない」
これが私の歯科器具開発の
原点なのです。
そのおかげて実に様々な
器具が誕生して日々の診療が
本当に楽になりました。
今、やっているのがピンセット
やミラーなど使用する器具が
自分が最も治療しやすい位置に
もってこれるトレーです。
トレーの位置が悪いと、目線を
大きくずらしたり、体をひねったり
しないと器具が取れないので、
非常に非効率的です。
幸い、かなりよいものができて
また一つ楽になりました。
これからも「ないものねだり」を
しながら開発をつづけます。