大分県別府市おたべ歯科(歯科 訪問歯科)副院長談

大分県別府市おたべ歯科副院長が本音で語ります。

「ないものねだり」が開発の原点

2013-05-08 07:25:12 | インポート

  おはようございます。
誰でも欲しいものが見つかった
時は嬉しいものですが、歯科の
場合、材料屋さんに「こんなのが
欲しいのだけど、ないかなー?」
と聞くと「ありません」という
ことが多く、さらに海外まで
探しても自分が思うものが
見つからないことが多々ありま
した。

 結局、「ないものねだり」に
なってしまい、「仕方がないので
自分で考えて作るしかない」
これが私の歯科器具開発の
原点なのです。

 そのおかげて実に様々な
器具が誕生して日々の診療が
本当に楽になりました。

 今、やっているのがピンセット
やミラーなど使用する器具が
自分が最も治療しやすい位置に
もってこれるトレーです。
トレーの位置が悪いと、目線を
大きくずらしたり、体をひねったり
しないと器具が取れないので、
非常に非効率的です。

 幸い、かなりよいものができて
また一つ楽になりました。
これからも「ないものねだり」を
しながら開発をつづけます。