身を乗り出したくなるようなセミナー・・・

梅雨があけたら、猛烈に暑くなってきました。
この時期は、体調を壊しやすいので、注意が必要です。
昨日はバテバテで早く寝てしまいました。

さて、うんざりするようなセミナーもありますが、
反対に非常に実戦的で、身を乗り出したくなる
ようなセミナーもあります。
ただ、各先生により治療方針、経営方針が、
異なるので、同じセミナーでも、評価は異なります。
ある先生にとっては「感動した！」でも、
他の先生にとっては「つまらない・・・」ということもあるのです。

要するに、当たり、ハズレがあるということです。
私的には、最近、感が鋭くなってきたのか、
ハズレは、ほとんどありません。
しかし、これは、と思うセミナーがあれば、
どんどん受けてみることを、オススメします。
何故なら、うんざりするようなセミナーでも、
一つか二つ、毎日の診療や経営に
役に立つヒントが、語られることもあるからです。

うんざりするような歯科セミナー・・・

毎週、全国各地で歯科のセミナーが、
行われています。
厳しい状況を反映して、患者さんを増やす
秘訣とか、自費を伸ばす方法などの
経営セミナーが人気があるようです。
しかし、中には、実際には役に立たない
精神面ばかり強調したものや、
すでに過去に何度も出尽くした陳腐な
内容のものも多いようです。

　大抵は、最も大事な核心の部分には
ふれず、無難な話ばっかりで、終わってしまう
ものもあります。
開業前の先生や、開業したての先生なら
ともかく、開業してある程度年数がたった
先生なら、そのつまらなさと、実践性の
低さに、うんざりするよなセミナーも、
堂々と宣伝して行われています。

　とりあえず、私は、講師の本音が見えない、
タテマエばかりのキレイ事で、真実の話が
聞けないセミナーは、信用しません。

故障の少ない歯科用機械・・・

歯科治療に使う機械が、度々故障すると
仕事になりません。
やはり、シンプルな機械ほど故障が少ないそうです。

　アメリカの治療用ユニットやレントゲンは、
故障が少ないようです。
また、簡単な修理は歯科医自身が、
やっているそうです。
広大なアメリカ大陸では、すぐに業者が修理に
来れないので、非常に困るからです。
故障が少なく、自分でも修理可能な理由は、
やはり、構造の単純さによるものです。

　しかし、日本では、複雑で高い機械が、
歯科業者さんのメインに、なってきています。
高くて、故障が多いのですが・・・

ホワイトニングは、どこまでやるのか？

ホワイトニングで、どこまでやればいいのででしょうか？
ホワイトニングとは、元の歯の色を白くする治療
なのですが、歯が、だんだん白くなってくると
元の歯の色を忘れてしまいます。
ホワイトニングのスタートは、ホワイトニング前なのですが、
白くなってくると、そこがスタート地点になってしまい、
ゴールが分からなくなってきます。

だから、ホワイトニング前の写真を見ながら
ゴールを決めていくのです。
ホワイトニング前の写真は、とても重要なのです。

目指せ！スーパーデンティスト！

スーパードクターというと、人間離れした神業で、
他の医者が皆さじを投げるような超難関の
手術を、やってのけるような素晴らしい医者のことを、
言うようです。

　しかし、歯科の世界では、あまりこういう先生は、
聞いたことがありません。
強いて言うなら、歯科のスーパーデンティストとは、
経営的に大成功して、手広くやってる先生や、
歯科専門誌に、頻繁に登場している先生、
そして、全国津々浦々で、頻繁にセミナーを開催している
顔の売れた先生のことを言うようです。

　私的には、スーパーデンティストとは、様々な状況の変化に
強い歯科医だと思うのです。
チーム医療の名のもとに、分業制がさらに細かく進み、
非常に多くのスタッフを抱えないと、まともに診療が
できなくなっている昨今ですが、
歯車が多いほど、故障は、多くなり、
逆に少なくシンプルな機械は、故障が少ない
ことを考えると、
やはり、その状況に応じて、
最悪の場合でも、一人でも、うろたえずに、
黙々と診療を、つづけられる歯科医は、
強いと思うのです。
どんな時代になっても、生きていけます。

　先行きが不透明と言うよりも、明らかに暗い歯科業界、
目指すなら、どんな環境になっても生き残れる
スーパーデンテイストです。