王国は今日も平穏

秋も深まり、師匠は今日ものんびりお過ごしです。
いったい何時間寝るのやら。

少し前までは、知らない人が来たり、掃除機が登場したりすると
一目散に2階に避難し、どら焼きになっていた師匠ですが
このごろ、すこ～し肝が据わってきたご様子。
ちょっと離れた所で、そ～っと様子を伺うようになりました（笑）。

やっと、王としての自覚が出てきたのでしょうか！

王様といえば、ヨーロッパの歴史に出てくる王様たちは、
様々な凛々しい二つ名で呼ばれていますね。

リチャード1世は”獅子心王”。
フィリップ2世は”尊厳王”。
シャルル7世は”勝利王”。
イヴァン4世は”雷帝”。

中でも獅子心王（the Lionheart)なんて勇ましいではありませんか。

・・・師匠に相応しい、立派な名前を考えた末、



おっとり小心王。


体格だけは、ものすごく威厳があるんですが。
ついに体重は７kgに突入。
気は小さいが、体はデカイ。


おっとりはきょうもしあわせ。


　　

かぐわしき日々の顛末

ええ、今回はびろうな話で・・・お食事中の方には申し訳ありません。

今年の夏、我が家ではちょっとした問題が勃発しておりました。
8月の暑いころになって、なんだか家の中に異臭が漂うように！

しかも、なんというかその、下水・・のような時もあれば
オナラ臭いような日もあれば・・。

確かにうちは、古い戸建を改修して住んでいるので、
あちこちガタが来ていてもおかしくはないのです。
床がきしむ、とか壁がボロい、とかなら全然問題ないんですが
臭いのだけは勘弁な。

下水が詰まっているのかとか、パイプマンを流してみたりとか
色々と試してもダメ。
浄化槽（そうなんです、私が住む地域、まだ本下水じゃないんです）の
ブロワー（空気を送り込む装置です）も壊れてないはずだし・・・・。

万策尽き果て、だめもとで浄化槽清掃会社のオジサンに相談。

・・・・・
・・・・・
・・・・・


犯人はこやつでした。


浄化槽のおじさん『うーん、浄化槽の装置はちゃんと動いているよ。
　　　　　　　　　・・・・なんか、おかしなもの流してないよね？』
母『ええ。あ、うち猫飼ってるので、オカラの猫砂とウンチは流してますけど』
おじさん『！！だーめだよー！動物のウンチなんて流したら！
　　　　　人間のとは中身が違うんだから、浄化槽が悲鳴あげちゃうよ！
　　　　　流していいのは、本下水のトイレだけ！』

え～～～！！そうなんですかい！！

母、知りませんでした・・・・。
つまりこのニオイは、浄化槽の処理能力を微妙にオーバーしかかっていた
といことだったのか。
なんという強烈なモノを毎日、師匠よ。




ま、そんなわけで早急に流すのはヤメにして、新しいバクテリアを
投入したところ、悪臭問題は解決。

危ない危ない。無知は恐ろしいですねえ。
今まで普通に本下水を当たり前と思って暮らしていたからなあ。

ちなみに浄化槽のトイレは、酸性の洗剤は禁止。
あと、流せるトイレクリーナーも、流しちゃだめなんだってさ。
勉強になりました！

（師匠のウンチは燃えるゴミで出すからご安心下さいませ。）

　



おっとりはきょうもしあわせ。