もっちゃんの月命日と、しまじろう君のこと

2020-01-27 18:43:36 | しあわせの日々


もっちゃんが旅立ってから、昨日でちょうどひと月が経ちました。
少しづつ少しづつ、もっちゃんのいない事実を受け止めつつ、やっぱり寂しいなあ・・・・。

もっちゃんとの楽しかった日々の写真が沢山あるので、良い写真を選んでもとなりアルバムを作成しました。



いい顔でしょ。



中身はこんな感じで、24ページの冊子にしました。
今は簡単に、こんなに素敵な写真集みたいに作ることができるんですね^^
眺めるたびに、やっぱりもっちゃんは特別な茶トラだったなとしみじみ思い、可愛くて切なくなります。
もう少し、一緒に暮らしたかったなあ。もっちゃんよ。



師匠も、寒い冬はいつももっちゃんとくっついて寝ていたのに、今は一人で丸くなって寝ています。
なんとなく寂しそうだから、布団で一緒に寝ようと寝室に連れて行っても、一階の居間の定位置に戻ってしまうのは、ツンデレの師匠らしいところでしょうか。(気が向いた時しか来てくれない・・)
なんとなく、ひとりになって甘えん坊になったような気がします。6年もずっと一緒だったんだもんね。

さて、そんな日々を過ごしていたある日ですが、仕事の帰り道におっとり父より
「近所でよく見かけてた野良猫が、家の近くの道路で死んでる・・・」という悲しいメールが届きました。
うちの近所、田舎なもんで割と野良猫が自由に暮らしている環境なのですが、最近良く、白で尻尾がシマシマの大きな子を見かけていて、ちょっと気にかけていた矢先のことでした。
おっとり父が路肩の草むらのところに動かしておいてくれたのをバスタオルで包んで家のそばまで運び、さあどうしようと思案した末、またしてもペットハースえるもさん(もっちゃんの火葬をしてくれた業者さん)のお世話になりました。
うちの子ではないとはいえ、全く知らないニャンコでもないし(一度も触らせてくれることはありませんでしたが💧)、何よりも寒い中誰にも顧みられずに横たわっていた大きな体があまりにも不憫でならず・・・。
最初は、穴を掘って埋葬しようかとも考えましたが、勝手にそこらを掘り返すわけにもいきませんし、かといってクリーンセンターに電話したら、この子はゴミとして一緒に焼却されてしまう。
全ての野良猫を同じようにすることはできないけれども、これも何かのご縁だろうと思いました。
もっちゃんを見送っておいて、この子は放っておくなんていうのも、しっくりこなかったし。

そんなわけで、その子にはこの辺の地名を苗字として、「しまじろう君」という名前をつけてお見送りしました。
しまじろう君は、体が白で尻尾と耳の先がキジトラ模様の、体重も6キロくらいはありそうな大柄な男の子でした。
ちゃんと去勢もされていたので、地域猫ちゃんだったのかもしれません。
丸々としてたので、あちこちで可愛がられていたのでしょう。
それでも、外での生活は猫にとっては過酷です。
つい数日前まで元気に走り回っていた体は、(おそらく)車に撥ねられて二度と動かなくなってしまいました。
気づかないものなんでしょうか、それとも気づいててもそのままにしてしまうんでしょうか。
言っとくけど、あたしゃ許さないからね(怒)

その後、えるもさんよりお便りが届き、しまじろう君は少し遠くの合同納骨堂に埋葬されたとのこと。
「他にも沢山猫ちゃんも一緒にいるので、寂しくないと思います」という優しいメッセージをいただきました。
もっちゃんの時も、心のこもったお弔いをしてくださって、今回も突然の相談にもかかわらず誠心誠意対応してくださいました。本当に、こういう業者さんがいてくれるとありがたいです・・・。

こんな悲しいことは何度もしたくないもんです。
師匠のしあわせな寝顔を見るたびに、ああ、師匠が我が家に来てくれてよかったなあ・・・と思います。
元気でしあわせに暮らせる猫が増えますように・・・。



おっとりはきょうもしあわせ。

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ご報告

2020-01-05 21:31:36 | しあわせの日々
年明け早々ではありますが、ご報告があります。



我が家の太陽、茶トラ猫のもとなり。
2019年12月26日19時30分、おっとり王国より、少し遠い国に旅立ちました。

数ヶ月前から鼻水や咳、痰などの症状が出ていて、服薬したりして様子を見ていたもっちゃん。
ほんのひと月前までは、師匠と仲良く普通に暮らしていましたが、12月に入ってからはご飯を徐々に食べなくなり、苦しそうな呼吸をするようになっていました。
病院で何度か検査をしたところ、喘息で気管支が細くなっているということで治療をしていましたが後脚に麻痺のような症状が出始め、再検査の結果、おそらく心筋症だろう、との診断を受けました。
心筋症は進行する病気です。
原因はよくわかっていないということですが、気づかないうちに進行し、症状が出てきたときにはもう深刻な状況になっていることが多いのだそうです。
それからは、一週間経つごとに、階段を一段ずつ降りていくように、もっちゃんの病状は悪くなってゆきました。

でも、もっちゃんは一生懸命頑張りました。
人間でも悶絶するほど苦い薬を飲み、強制給餌にぐったりしながらも食べ、ちょっと動くのも苦しいはずなのに、トイレの時だけは必死で立ち上がって所定の場所に向かったもっちゃん。
その繊細な性格のため、入院ではなく自宅で療養することになっていたもっちゃん。
亡くなる2日前には、レンタルしていた酸素ハウスから出てきて自力でお水を飲み、ちょっとだけご飯を口にしてくれました。今思えば、あれは私たちへの、最後の親孝行だったのでしょう。









新年を迎えたけれど、あの巨大な面白い顔の可愛い茶トラの姿が見えないのはとても寂しくて、狭い家なのにやたらにがらんと広く感じ、お気に入りのソファの裏のスペースや、日当たりのいい窓の下、もしかしたらあの長いふさふさのしっぽが見えるんじゃないか・・・とついつい見てしまいます。

遠くに行ってしまったけれど、まだ本籍地はおっとり王国にあるからね、いつでも戻っておいで。

師匠はといえば、もっちゃんが病気になって、病状が悪くなってきてからはほとんど近付かなくなっていました。
あんなに仲良しだったのに・・・と不思議でしたが(薄情だなあ〜・・とも)、きっと本能的に死とか、病気そのものを恐れて近づかなくなるのだろうな、と思っていました。
亡くなった直後はあまり変わった様子はありませんでしたが、日毎に仲良しだった相方の不在を感じてきているのか、ちょっぴり元気がなく、前よりも甘えん坊になったように思います。
食欲は相変わらず、旺盛すぎるほど旺盛ですが・・・^^;

まだまだ悲しみは癒えず、たくさん思い出があるのですが、今はご報告が精一杯です。
まだうちに来る前に、里親を探していたもとなりが幸せを掴むように応援してくださった皆様。
もとなりを保護してくださった団体の方々、預かってご縁を結んでくださった吉猫家のI様。
休日も夜間も関係なくもとなりのために往診し、治療にあたってくださったK動物病院の先生方。
苦しさを和らげてくれた酸素室のレンタルの業者(テルコム)さん。
そして、もっちゃんとのお別れを大切に行ってくださったペットハースえるもさん。
もっちゃんの病気が良くなるように祈ってくれたお友達やフォロワーの皆様。
本当にありがとうございました。



今後とも、おっとり師匠をよろしくお願いいたします!

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