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Bassist・菊池“out-low”智弘の不定期わいわいBlog。

ふっかつののろし。

2018-02-09 | Weblog
春先に音楽活動を再開したいと考えています。

Judas Priestのカバーバンド、Hells Ridersで。まぁプリーストに拘るつもりはなくて、出来る事を、気の合う仲間同士でまた楽しくワイワイやりたいなーと。

いつの間にか仕事に追われる日々で、意識はしてなくても手の抜けない性格が災いしたのか気が付けば管理職。
上から数える方が早い立場になっちまって、それでも手を抜けないモンで毎日突っ走っている最中です。

でも全く、個人的にはこれまでも音楽を止めている意識は全然なくて。自宅では相変わらず触っているし、セッションもやってるし、尊敬するドラマーさんと2人でスタジオ入ったりしてたし。
やれる事をやれる範囲でって言う、昔に比べれば保守的な考え方で継続してる感じ。

まぁ色々と大義名分を失って、燃え尽き症候群的な部分もそりゃあるんだけども「やーめたっ」みたいな事は俺の人生ではあり得ない訳で(笑)

ガツガツ活動している人達を見るとやっぱり羨ましく思う部分もあったりするしね。

でも自分自身を突き動かす【何か】が足りなくて、単純に「休みはゆっくりしたいなー」とか「高い金出してライヴやってもなー」とか「友達同士で盛り上がってもなー」とか、そんな事を考えていたのも事実。

結局ベクトルは仕事に向くって言うね。そんな日々でした。

そんな日々です、か。


で、そんな中で何で再始動しようと思ったか。


単純です。支援したいってだけ。


全く偽善者ぶるつもりは無いんだけど、台湾の地震のニュースを見て、何か力になりたい、震災の時の恩返しがしたいってそう思っただけです。

俺は自分が無茶をしては意味がないから、支援とかって無理してまでやる事ではないと思っていて。
出来る人が出来る事を、出来る範囲でやる事が正しいやり方だと思ってます。

じゃあ俺に出来る事って何かなーって。無い頭を絞って考えてみた訳です。

あ、仕事で台湾繋がりの人がいるし、訳のわからんトコに寄付をするよりもいいぞこれは、と。
確実に必要な人や場所に届けられる環境が、身近にある訳です。仕事仕事の毎日も無駄ではなかった訳だ。

で、もうちょい考えてみて、

最大限に、自分が出来る事で考えられる最良の策が音楽だった訳です。やはり。

ただかき集めるってのも何か違うし、自分達が爆撃王をやってた頃は「震災なんかにゃ負けねー」的にツアーやったりしてたし、恩返しってからにはここまで復興したんだぜって言う今の環境を、自分らも楽しみながらやりたいなーって。

震災から7年経って、もう当たり前の様にライヴがまた出来る環境になってる訳で。それはそれで素直に喜ばしい事だし、支援してくれた全ての方に感謝だし、環境を再建してくれているハコの人達にも感謝だし、足を運ぶ音楽好きにも感謝だし、頑張っている当事者達、自分達も誉めちぎるべきだとも思うし。

けどここらでもう一回見直して、改めて今の自分達の置かれている立場に感謝しながら、そこを楽しみながら支援をするって事に凄く意味を見出だしたんですよね。

何つーかセッションがそうなんだけど、俺の場合、参加するのはほぼ9割が相手の希望曲を受け入れるパターンで、自分から「この曲を」って事は殆ど無くて。

勿論自分も初めて聴く曲とか、全くチャレンジな曲もあれば馴染みの曲もあったりして、結局楽しんで弾いてる自分がいるんだけど。

他のプレイヤーがやりたい曲を叶えてあげたいって気持ちが強いのもあるし、ベーシストってそういうもんだと思ってるので、俺は。

うまく言えないけど、その感じと似てるかな。

素直に有り金寄付すりゃいいじゃねぇかって話かもしれないし、それは手っ取り早くて簡単な事かもしれないけども、俺がやりたいってかやらなきゃって自分自身でケツを蹴りあげれる方法はそういう事じゃないって事。

そういう意味ではただの自己満足かもしれないね。

でも自己満足上等ですよ。うん。

その自己満足に共感してくれるメンバーもいるし、何よりも自分が音楽をやる意味を再認識させてくれた【自己満足】なんで。


仕事の合間を縫って、春先までには計画を固めたいと思ってます。

支援に遅いとか早いとか関係ないから、確実な形になる様に自分のペースでしっかりとやっていくつもりです。

みんなで作り上げて、みんなで支援したいよね。俺は主役じゃなくて橋渡し役でいいの。ほら、ベーシストっぽいし(笑)

負のオーラの支援より、プラスのオーラがパンパンな支援の方がいいって考えてる訳ですよ。

皆で楽しめる様に、かつ何か力になれる事をやりますよ。やっていきましょ。一緒に。


音楽やってて良かったなーって、


今、改めて実感してます。