〈定禅寺通り編〉
すでに山のような人の隙間から
通りを眺めると巡行が始まる時間。
江戸時代より仙台藩をあげての盛大なお祭り。
消したものの政宗公の没後350年で祭りは復活。
今に至ります。巡行先陣は武者行列や
甲冑を身に着けた隊列。伊達政宗公に扮した
そして青葉神社の神輿がはるか向こうに見えた。
何十人もの白装束を身にまとった氏子さん達は
声ひとつ上げず神聖なる神輿を担いでいる。
神輿の重さに大きく左右に揺れる。
それでも誰ひとり声を上げない。
見てるお客さんも息をのむ静けさ。
なんか私も緊張して見送るだけでした。
声を上げ、威勢のいいお神輿とは違う
張り詰めた音のない世界もお祭りなんだなと思った。
歓声と拍手で盛り上がります。フィナーレへ向けて
1000人を超えるすずめさん達が登場らしいですが
時間的に泣く泣く帰る事に。素晴らしいお祭りに感激でした。