衣*syoku*jyuu

衣・食・住

   全て大切なもの。

山梨郷土料理。

2013-10-08 20:01:00 | 
先月、山梨まで自転車乗りに行った時、
郷土料理もキチンと食してまいりました。




先ずは

吉田のうどん。





太くて断面は正方形に近い麺。



出汁は醤油、味噌と色々種類はあるそうですが、
具は主にキャベツ、馬肉。
この、お店は醤油のお出汁。




で、讃岐うどん、名古屋味噌煮込みうどんもビックリな位の硬さ!
コシというのか、なんというのか
とにかく硬いのですが、
なんだか優しいお味です。


昔のこの地方の産業は女性が携わる養蚕や機織だったそうです。
耕作地に恵まれない土地柄ゆえに
男性はよその土地に行商に出、
生活の糧を得る。
行商から帰り、家で骨休めする
男性たちは、機織や養蚕で忙しい
女性に代わって炊事を受け持ち、
昼食としてうどんを打ったそうです。

男性が打ったうどんだから
こんなに硬いのかもしれませんね。







もうひとつ、

ほうとう。


きしめんよりも厚みのある幅広麺で
こちらは吉田うどんほどは硬くありません。
吉田うどんほど硬くはありませんが
柔らかくもありません(笑



元々は麺より具材を主にして
食べられていたものだそうです。



吉田うどんとは違い、ほうとうは
基本、味噌ベース。




具材もたっぷり熱々。
寒い地方ならではの煮込み料理。






どちらも小麦粉を使った
山梨の代表的な郷土料理。




ほうとうは日常的に食されるもので
うどんは婚礼や祭りなど非日常で食すものとして、明確に区分されているそうです。





郷土料理、その土地それぞれの歴史があって、
それを知った上で食すという
楽しみ方があります。





わたしの場合、後付け(笑




どちらもそれぞれ美味しくいただきましたが、
勉強してから食べたらもっと
美味しかっただろうな~。





コメント
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