今日の本。
本書期間:2019年5月28日~6月10日
作者:恩田陸
『黒と茶の幻想』
水野理瀬シリーズと思って買ったけど、
水野理瀬は出てこなかった。
水野理瀬が3月の学園の寮で
同室だった憂理の話。
憂理の話しとは言っても
話の中のリアルタイムに
直接憂理が出てくる訳ではなく、
登場人物は中年になった
大学の同級生男女4人。
その4人が
休みを取って
過去を取り戻す旅に出かける話し。
一冊2部構成で
各それぞれの部の語り手は
4人の内のひとり。
上下巻で4人分、
4部からなる話し。
水野理瀬シリーズと思っていたので
理瀬の登場がなかったのは
残念でしたが
読み応えがあって
面白かったです。
わたしは
第三部の蒔生の内容が
一番好きでした。