今日の本。
読書期間:2021年4月26日〜29日
作者:貫井徳郎
『転生』
※人から頂いた
カバーなしの本が沢山あり、
今回もカバーがないため
本の写真を撮る事が出来ず、
どなたかのお写真頂きました。
興味をそそられる題材で、
あっという間に読んでしまいました。
心臓移植を受けた大学生(休学中)が
移植後、過去の自分ではなかった
好み、感覚を感じ、
自分のことではない
夢を見るようになった。
大切な人を亡くしても
その人の記憶が
心臓を移植した人の中で生き続ける。
そんなことあったら
すごくないですか?
でも、本当にそんな事があるのなら
本の中にも書かれていますが、
移植にあたっての脳死が人の死
と言う事が変わってくるので、
大変な事でしょうけど...
なんだか
色々自分に置き換えて
想像してしまいました。
あらすじ↓
自分に移植された心臓は、ドナーの記憶を持っているのか?移植手術を受けた大学生の和泉は、これまでとは違ってきた自分の趣味や嗜好に戸惑う。突然夢に現れた恵梨子という見知らぬ女性の存在も気にかかりながら心惹かれてゆく。やがて和泉は夢の記憶だけを頼りに、タブーであるドナーの家族との接触を図り、恐るべき近代医学の闇に直面する。