いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

殉教しした聖職者とソクラテス

2018-12-02 22:26:09 | 人生


前に、
自分を殺そうとする相手が来ても、
淡々と話をつづけ
殉教した聖職者のことを書いた。
彼の最期と、
ソクラテスの最期は
よく似ていると
思うのである。
ソクラテスは、
「ソクラテスの弁明」
によると、
堂々と
自らの正しさを
証明し、
しかし、
悪法にしたがって、
殺された。

この2名の精神的な
態度は
聖的で
実に
いさぎよい。

かにかくに祭り~吉井勇~

2018-12-02 22:07:05 | 短歌


かつて、
吉井勇という歌人がいた。
24歳の時、
まとまった金が入り、
京都の祇園に。

茶屋に出入り。
いくつかの歌を残している。
古希の時、
親交のあった
谷崎潤一郎
湯川秀樹
新村出
らが
発起人となり、
白川新橋たもとに
歌碑を立てた。
三首。

‥‥‥

かにかくに祇園はこひし寝ときも枕の下を水のながるる

君がため紅灯のちまたにゆきてかへらざる人をまことのわれと思ふや

かの君の涙の酒に酔ひけるよ人は知らじな酒のかなしみ








自転車に乗ったら、運転手

2018-12-02 21:53:39 | 人生


自転車に乗ったら、
運転手である。
交通法規を守り、
正しく運転し、
過ちを犯したら
正直に
警察に
届けなければならない。

メガネ屋での会話。
客は、雑談しに来ている。
店主と話すのは、楽しそうだ。

彼は、ほとんど目は見えない。
しかし、
暗くはない。

この間、
自転車にはねられたそうだ。
相手は、
右側通行。
倒れたが、
自転車のおばあちゃんは、
そのまま逃げようとした。

怒った彼は、

追いついて
説教し、
警察に訴えた。
示談にはなったが、
5万円巻きあげたそうだ。
不幸中の幸いで、
骨折はなく、
打撲で済んだ。

自転車に乗ったら、
運転手。

ひき逃げなど、
もってのほかです。

ごろすけほう~岡野弘彦の短歌~

2018-12-02 19:59:52 | 短歌


岡野裕彦は、端正な歌を
多く作った。
しかし、ときには、
大冒険をする。
正統派の歌人にも、
よじれた歌を作ることがあるのだ。

‥‥‥

ごろすけほう心ほほけてごろすけほうしんじついとしいごろすけほう

うなじ清き少女ときたり仰ぐなり阿修羅の像の若きまなざし

すさまじくひと木の桜ふぶくゆゑ身はひえびえとなりて立ちおり


アウシュビッツの歴史を経ても、神は存在するとされたか

2018-12-02 19:45:39 | 信仰


第2次世界大戦のとき、
ドイツ、ポーランド等で
ユダヤ人の大虐殺

あったことは、
広く知られている。

被害者は、110万人といわれる。

では、
ホロコーストがあっても、
ユダヤ人は、
神を信じたのか。

信じた、
そして、
信じている、
とのことである。

歴史の中に、厳然と存在する
事実である。

ボランティア活況~もうひとつのボランティア~

2018-12-02 19:29:02 | ボランティア


先日、
地域のサークルで、
依頼を受け、
中学校で
将棋を教えるボランティアをした。

本日、
来年1月に、
他の中学から
ボランティア依頼。

うれしいことだが、
もう
これ以上
ボランティアの場を
増やすことは、
不可能になった。

明日は、
老人ホームで

将棋を指す
ボランティア。

ある聖職者の殉教「とうとう来たね」

2018-12-02 19:19:59 | 信仰


ある聖職者の殉教。

彼は、
聖職者であった。

どこで宣教していたかは、
知らない。

当然、激しい反対にもさらされたであろう。
精力的な布教。
中には、快く思わない人もいたろう。

彼が、講壇で話していた時、
反対派のひとりが、
凶器をもって現れた。

殺されることは、
わかっていたようだ。

彼の反応は‥‥‥

「とうとう来たね」

話をつづけた。

そして、
凶器に倒れた。

従容として死を迎え入れたのだ。

世の中には、
予想を超える人がいる。