いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

ある男の信仰 三田和美の短歌⑥

2019-08-18 22:27:39 | 短歌


高校のクラスメートがいた。
真面目で、
いきるのがへたで、
つまづいてばかりいた。
が、愛すべき男だった。

彼は、信仰の道に入った。
しかし、彼の生きづらさは変わらず、
115首を残して、早逝した。

彼の短歌を読んで、どう思われるだろう?

……

差し出せる 救いのみ手に ハイとただ素直にのるが 一念のとき
うれしやな 何ともないが そのままに 一念の信に 蓮華花咲く
業道は 悲しいけれども み仏の 仰せ一つに ほほえみてぞ生きる









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