いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

我が大学学生時代22年

2018-11-12 12:37:12 | 人生
わたしが
最初に入ったのは、
東京大学文科Ⅰ類(法学部進学課程)
である。

その後、
22年間、学生であった。

勿論、仕事はしたから、
勤労学生である。

ただ、
9年在籍した
東京大学は、
卒業しなかった。
卒業に必要な
128単位の内、
120単位はとった。

しかし、
就職の決まった後、
講義も
試験も
終わり、

「卒業者発表」

掲示を
を見に行くと、
わたしの学生番号は、
なかった。

体全体が、
ぐぐぐぐ

落ちていく感覚におそわれた。

相談室に行くと、

「除籍」
になると
まずいので、「中退届け」

出すことを
薦められ、
そのようにした。

こうして、
最初の学生生活に
別れをつげることになる。

もう、
いっさい
親にはたよれない。

塾で働きながら、
ある大学の
文学部通信教育課程に入学し

小学校教諭免状取得を
目指した。

2年後、
免状をもらい、

公立小学校採用試験を受け、

湘南地方の
ある小学校に
就職した。

でも、学生時代は終わらない。
この通信教育課程を
卒業したのは、
40歳のときである。

その後
2年間、
奨学金をたよりに
母校の大学院に通い、
2年後、
修了し、

大学教員になった。

ついでにいうと、
65歳まで働き、

以後
公金で生活している。

‥‥‥

22年間の学生時代は
長かった。
短かったような気もするのだが。


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