うつ病になると、
知力が落ちる。
先崎九段の例では、
文字が1字も読めなくなる、
絵を見るのが苦痛である、
といった症状が出た。
彼は、一流プロ棋士だから、
20手くらいの手を読める。
詰め将棋も、20手くらいは平気であった。
ところが、
うつ病の症状の重い頃は、
5手詰めもできなくなったという。
少し回復してからも
7手詰めができるようになるまで、
長い時間を要した。
ピンク映画や
グラビアは、
やっと見ることができたようである。
ところで、
「うつ病は必ず治る」。
だんだん回復してきた先崎九段は、
対局もできるようになった。
1年足らずで、
プロの対局もできるようになったのである。
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