佐伯九段将棋サロンが行われた。
注目の一局は、サロンで一番強いK五段対M三段。
相居飛車の戦いとなり、終盤はもつれにもつれた。
127手目、K五段は、68歩、69玉の形で、周辺に駒はない。
一方、手番のM三段は、28龍の形で持ち駒は金、金、銀。
67銀と必至をかければM三段の勝ち、という局面。
M三段には王手がかからない状態。
67銀を打たずに、一気に詰め切ろうとしたが、
わずかにおよばず、切れ模様となったところで時間切れ引き分け。
サロン終了後の茶話会のとき、聞いてみると、
K五段は、67銀と必至をかけられたら投了する予定だったという。
M三段、惜しくも金星を逸した。
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